2017年4月13日:肥後街道お花見
今日はとても良い天気、昨夕の地方ニュースで放映していた桜を見に行くことにしました。

家を出て、すぐの大分県立看護科学大学のキャンパスの桜が見ごろになっていると、立ち寄りました。 
創立20年の大学キャンパスは、桜の木も樹齢20年ということでしょうか?もう少し+出来ますね。
青い空に桜のトンネルみたいです。 
 


やっぱり桜は青空を背景に見るのが一番美しいです。空へカメラレンズを向けました。
また車に乗って走りましたが、すぐに止まります。何しろあちこちにカメラスポット、ここは、地元の農家のお家の庭先です。菜の花と桜のベストスポットです。 
大好きな菜の花の向こうにはピンクの桃の花も咲いています。いろいろ見たいと思っていたら、よそのお家に入ってしまいそうです。 
広い畑と道路の境界に植えられた桜が咲き誇っています。 
 今度はみどり牛乳の工場へ来ました。ここも毎年、お花見に来る所です。
今日も見ごろの桜が一杯咲いています。
ステンレスの牛乳の運搬車両の出入りする所も周囲は桜の木がたくさんあって、お花が雲のじゅうたんのように連なっています。 
みどり牛乳工場の桜も見せてもらって、いよいよ今日の目的地のお花見に向かいます。
道中の道路も梅、桃、桜、菜の花、と、カメラを向けっぱなしになりました。 
大きな道標の立っている所からいよいよ「歴史の道肥後街道」に入ります。車は降りて、勿論、歩きです。 
 
熊本のお殿様も参勤交代道で、熊本から大分県鶴崎まで5泊かけて来て、鶴崎港から船で瀬戸内海を淀川まで船旅です。

ここは丁度中間点のような今市宿といいます。当時の石畳の道が残っています。その両側に、美しいピンクのしだれ桜が今、満開、見物の方々もたくさん来られています。 
デコボコの石畳の道です。道幅8.5mの中央に幅2.1m長さ660mにわたり、全面平石が敷き詰められている。全国的にもこれだけの長さの石畳が残っているのは稀で県文化財史跡に指定されている(現地看板より)今、車は右と左にある平らな道を走っています。両側は普通のお家が並んでいます。 
石畳の道は結構、デコボコで歩きにくいです。お殿様はお籠だったでしょうか?でも、殆どの武士ややっこさんはこの道を歩かれたのですね。 
今は畑だったり、普通の家だったりしますが、其々に、宿屋だったり、油屋、畳や、麹やと、案内板が立っています。 
広い区画の家に来ました。前庭は奥には広い畑もある、昔は代官屋敷が建っていた所なのですね。石牢があったと書いてあるので、ちょっと怖い所でもあったのでしょう。 
枝垂れ桜は本当に可愛いですね。 
別の曲がる必要もない道路と思いますが、戦略的なことでこのようにわざと曲がるように作ってありますね。 
信玄曲がりというそうです。 
お寺もあって、「南新四国霊場第四十五番」と書いてあります。地元の方などがいつもきれいに護っていらっしゃるようです。 
今市宿を通り過ぎると、また車道に出ます。そこにある、産直市場で売られているお花、すっかり春の花、きれいでした。 
今日は夕方から夜の予定もあり(イタリアンレストランイルレガーメ)プレオープン)昼までに家に帰りました。家までの道もあちこちで桜に出会う春のドライブでした。 
 
家に帰る道をほんの少し遠回りをして七瀬川公園の桜を見に行きました。皆さん、丁度、お昼時、お弁当を食べながらノンビリとお友だち同士、親子で、と、本当に良い時間を過ごされていました。今日は大学、みどり牛乳、今市宿、七瀬川、そして道中至る所の桜、桜に酔ってしまったと言ったら、本当に贅沢ですね。