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19日の リハーサルより | ||
2017年1月19日、 明日は大分のiichiko総合センター音の泉ホールにて熊本・大分復興支援 宝塚歌劇団出身者による華麗なるステージ「月と狼と太陽」の公演があります。 友人が、大分での受け入れとなっているので、私も何か出来ることはと、手伝うことになりました。 |
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公演前日の19日、宝塚OG、スタッフなどが大分入りされました。私は遅いお昼のお弁当を友の会の友人が作ってくれるので、受け入れに音の泉ホール楽屋へ行きました。会場への入り口はシャッターが下りてポスターがたくさん貼られていました。 | ||
駐車場から真っ直ぐ楽屋へ行くのは初めてのこと、迷ってしまいましたが、迷路のような廊下、エレベーター乗り換えとようやく楽屋へ辿りつきました。 そして、先ず、眼に飛び込んできたのは、美しい花束、たくさんあります。 |
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きれいなピンク、紫の濃淡の長いリボンがついていて、本当に美しい。ああ、宝塚だ~と思いました。宝塚の歌♪すみれの花咲く頃♪のすみれ色です。どんな場面で使われるのか、とても楽しみです。 | ||
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楽屋の前に、友達の名前を見つけました。中へ入ると、右には色とりどりのドレスがたくさん下がっていました。 | |
左側には鏡がたくさん並んでいました。一番奥が友達の場所でした。 | ||
お弁当が届きました、とご挨拶、友人は持参していた紅茶を出して来て、お疲れ様、紅茶をどうぞ、と、注いでくれました。 甘い香りが立ち込めて、ホッとします。おいしいね、と味わいました。 |
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友の会の友人荒木さんが作って、届けて下さったお弁当です。野菜の煮物、煮豆、白和え、そしてちゃんと大分名物鶏天も入ってます!しゃけの塩麹漬けがとってもおいしい~ | ||
ここは廊下のちょっとつまみバーです。皆さんが自由に飲んだり摘んだりされています。 | ||
女優さんたちの靴の管理も合理的、どこもとてもきれいに整然と並べてあるのが凄いな~と思います。 | ||
靴籠の中でこんな可愛い靴を見つけました。今回の「月と狼と太陽」には少女が出てきます。その少女が履く靴でしょう。私の少女の頃にはこんな可愛い靴無かったわ~ | ||
ステージの設営が始まっています。ちょっとのぞかせて頂きました。当たり前ですが、ホールの客席には誰も居ません。明日はきっとここが満席になるでしょう。 | ||
ステージでは明日のための舞台を組まれています。何だか深い森の中のようです。 | ||
突然光が降ってきて、ウオーーンと、狼の遠吠えでしょうか。びっくりしました。が、明日のステージが本当に楽しみです。 | ||
光の具合、階段のカモフラージュ、音量などあらゆる観点からの総点検がされています。 邪魔にならないように、私はソッと、お暇しました。また明日来ます。 |
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2017年1月20日 いよいよ、華麗なるステージの当日になりました。私は早昼のお弁当をお届けし、一旦家に帰り、午後は着替えて、改めて夕方のサンドイッチなどをお届けしに音の泉ホールへ行きました。 メークも終わって本番スタンバイの久美子さんと中村扶実さんです。美しい~~ |
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やがて、リハーサルが始まるというので、舞台袖に行ってみました。 司会というより狂言回しのお役と言った方が良いかなと思う絶妙な司会をされる宝塚のOG素晴らしいベテランの末央一さん、タキシード姿が本当に美しい! |
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リハーサルで熱唱する野浦久美子さんです。震災支援の今回の素晴らしいショーのために大挙して来て下さった宝塚OG・スタッフの皆さんへのお礼も述べて、歌うのは、ベット ミドラーの「The Rose」(1979年の映画『ローズ』では、アカデミー賞にノミネートされた。ゴールデングローブ・ 主題歌賞とグラミー賞を受賞した) 今も世界中の人に生きる勇気と希望を与え続けている曲です。夜の本番ステージが本当に楽しみです。 | ||
続いて末央一さんのご紹介でステージに出て来られたシャンソンシンガー中村扶実さんです。 没後20年になるフランスの偉大なシャンソン歌手バルバラの代表曲「黒い鷲」を歌います。 |
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今年の秋にはフランスでバルバラを偲んでの盛大な会が開かれる、そこでも歌われるそうです。今夜の二曲目はバルバラの晩年の名曲「ミモザの島」です。この歌は、私も大好きです。高音で伸びる声が本当に素晴らしいです。 | ||
まだまだ見ていたいですが、私の今、する仕事は、本番の休憩時間にホワイエで紅茶などの販売をする準備です。 ホワイエの場所の確認に行きました。 ホワイエの壁にはこんなレリーフがかかっています。大分の誇るピアニスト園田高弘氏の姿が刻まれています。 |
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楽屋の廊下や、舞台袖には、着替えの衣裳がいろいろ掛かっています。真っ赤な薔薇の花がぎっしりと咲いているドレス、真白のウエディングドレスのような衣装も下がっています。 | ||
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こちらは渋い、男性用のスーツやコート、シックなドレスなどが下がっています。どういうストーリーで着られる服でしょうか、興味ありますね。 | |
楽屋とホワイエを行ったり来たり、紅茶の道具を運びながらも舞台が気になりチラリみせて頂く。 今回は、真っ赤な衣装で情熱的なダンスのようです。 |
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かと思うと、美しいドレスの二人。 美しいタカラジェンヌが美しい衣装でダンスしたり、歌ったり、と、本当に華麗なるステージです。 |
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私も今日の記念に写して頂きました。 |
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4時から受付の打ち合わせがありました。東京から丸山昭・惠子さんご夫妻も来られて、早速、受付の準備を中村扶実さんと一緒に確認をされています。 | ||
受付にはたくさんのお花が届けらています。 「月と狼と太陽」のタイトルにちなんで狼が居る素敵な大きなお花もありました。 |
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私も可愛いお花を「久美子さん音の泉デビュー記念」にと、受付に預けました。 | ||
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受付から楽屋へ戻ると、宝塚のラストシーンのリハーサルになっていました。可愛いすみれ色のお花を持って、「すみれの花咲く頃」を皆さんで歌ってラインダンスです。 最後に司会の未央一さんに呼ばれて、中村扶実さんと野浦久美子さんが舞台に上がり、皆さんの中へ入って、挨拶をされ皆で手を振って、お仕舞となりました。 今は観客は誰も居ませんが、きっと夜は拍手が鳴りやまないことでしょう。 |
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左から、中村扶実さん、男役トップスターの椿火呂花さんと、娘役トップスターの麻乃佳世さんそして久美子さん、 |
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リハーサルが終わった頃、久留米からひとみちゃん、たけちゃんが駆け付けてくれました。久美子さんと中村扶実さんとご一緒に記念写真を写しました。 | ||
17時開場です。このプロジェクトの発端になった丸山昭さんが、受付でお客様を一人ひとりお迎えされています。 18時、華やかないくつものスポットライトで第一部芝居「月と狼と太陽」が始まりました。私も客席で見せて頂きました。しかし、本番は写真は写せませんので、何も記録はありません。 |
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盛んな拍手で終わりました。大急ぎでホワイエに出てきて、お客様へ紅茶サーブです。友人たちも次々に声をかけてくれて、おしゃべりやご案内をしていた時間の方が長かったでしょう。哲子さん、ひとみちゃん、たけさん、はるみさんが紅茶サーブや販売をして下さいました。ありがとうございました。 ブザーがなって、ショーが始まります。二部の最初に野浦久美子さんのご挨拶と歌があるので、大急ぎで席に戻りました。 本当に華やかな美しいステージでした。ホールもほぼ満席、最後にはブラボーの声も飛び交い、多くの人に支えられた復興支援のステージでした。大成功だったと思います。ありがとうございました。 |
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続く |