2016年9月20日:台風16号の大雨
今年は殊の外に暑い夏でした。その暑さは9月に入ってもなかなか緩むことが無く、残暑というには余りにも暑い夏の続きでした。そして、9月になってから台風がたくさん日本を襲いました。 
例年だと台風が収まりかけてから、かすめて通るという東北、北海道に思いもよらない台風の雨被害を残しました。九州は今頃になって台風の雨がたくさん降りました。
いつもは澄んだ水が川底の石をきらめかせていた大分川も、ごうごうと渦を巻いて濁流が流れていました。 
 いつもだと、水鳥が堰を歩いたり、群れをなして遊んでいる姿が見られる水鳥を見るスポットにあてられている大分川も近寄ると吸い込まれそうに怖い状態になっていました。
遠くに三角の富士山のように見える豊後富士の由布岳のふもとから流れてくる水が濁流となっています。
まもなく、水も引いて、また静かな水鳥たちの憩いの場になるでしょうが、本当に自然は思わぬ姿をみせてくれるとびっくりです。 
震える思いで見下ろしていた水鳥鑑賞地には、真っ赤なヒガンバナが咲き始めました。暑いあついといってもちゃんと季節をしっている花たちに驚きます。 
道路を挟んでの反対側の田んぼではお米が実り始めています。 
ほんのり黄金色に実り始めた田んぼです。台風の風があまり吹かなかったこのあたり、今年もきっと豊作が見込まれると思います。

東北、北海道の皆様にお見舞いを申し上げます。