2016年6月5日:第1会WWAS国際会議
「活躍する女性と高齢化する社会」
今日は上記フォーラムのパネルに招かれて高速バスで福岡へ向かいます。 
梅雨の雨が降る中、高速道路には霧が発生しています。熊本地震以後、初めて大分道を高速バスで走ります。由布岳の雄姿を見たかったのですが、霧のため、殆ど見えません。 
 地震で由布岳の北斜面は大きく崩落したと聞いていたので、とても気になっていたのですが、見ることが出来ませんでした。
高速道路は、路肩に崩れがあったのか、土嚢で補強しています。
まだ一か所復旧していないという大分道の工事現場に来ました。片側交互通行になっています。 
大きな鉄柱の壁が立ちその中では崩れた路壁の工事が行われているようでした。 
山崩れの箇所もあります。全面復旧はまだ予測がつかない状況です。これ以上、地震が起こらないことを祈ります。 
浮羽を過ぎる頃、水田には稲が植えられ、のどかな田んぼの風景になりました。 
福岡に近づいて来たら、雨は降った気配も無く、耳納連山には霧がたなびき、とても美しい光景になりました。
天神バスセンターで高速バスを降りて、路線バスに乗り換えます。 
今日の会場の福岡国際会議場に着きました。 
入口の前に、見事な博多人形が立っています。色鮮やかで本当に目を見張ります。 
お隣の福岡サンパレスに行って、ランチを食べることにしました。
 春のパスタがとても爽やかでおいしかったです。
食後はまた国際会議場に戻ってきました。今日のパネルに招待して下さったお友だちの福岡女子大学の同窓会筑紫海会の会長様にバッタリ会って、びっくり、すぐに今、開かれている公開フォーラムの会場へ案内されました。
WWASとはWorking Women in an Ageing Society の略です。イギリスに本部を置く団体SALTのイザベル・ジョーンズ博士が現在、福岡に住まれていることから第一回大会がここ福岡で開かれることとなった。
世界の高齢化に伴って、定年延長や退職後の人生へのシフトについての研究や討論を促すために2010年に設立された非営利の地域社会団体です。
福岡女子大学もこの会議の大会委員会事務局となっています。
そして、第一回WWAS会議の最終プログラム「ロールモデルによるリレートーク「とし重ねて なお輝く」というテーマで95才の方から65才の方まで5人がリレートーク、私は女性が自立していること、家庭から社会へと良いことが広まって行くことを願っての友の会活動を中心としたお話をさせて頂きました。   
素敵な方々のお話も聞くことが出来て、良い時間を過ごすことが出来ました。福岡友の会の方々が多数、聞きに来られていて励まされました。 
このリレートークの責任者だった友人に挨拶をして、辞しました。帰りはサンパレスの見事な紫陽花を見たり、まだ行ったことの無い海の方へも足を延ばしました。 
壱岐や対馬への連絡船が発着する 博多港フェリー発着場です。シンボルとして博多ポートタワーが立っています。
 幾艘かのフェリーが停泊していました。この向こうには博多港国際ターミナルがあり、韓国ブサンへの高速フェリーなども出ています。あちこちブラブラしながら、結局天神の中心地まで歩いてしまいました。
天神のデパ地下で少し食べる物を買って、高速バスに乗っ、帰りました。大分駅前のバスターミナルの霧雨の夜です。このバス停は吹きさらしでとっても寒くベンチも雨に濡れて座ることも出来ません。ちょっと悲しいバス停です。
何とかもう少しどうにかならないのかと利用するたびに思います。この見た感じはとっても素敵!なんですけどね。実際に利用する人にはあまり優しくないです