2016年5月7日:小林道夫「バッハへの誘い」コンサート
ルーテル教会で小林道夫さんのチェンバロコンサートが開かれるとのチラシを頂いて楽しみにしていました。
大分の中心地にある教会ですが、始めて訪れました。 
 とてもモダンでお洒落な教会です。これ聖堂へ入るドアの取っ手です。
 
 聖堂の内部です、八角形の建物で、とてもシンプルです。正面の壁には十字架が造られていますが夕方になると、太陽の光が差し込みとても荘厳な雰囲気になりました。
  
来年はルターの宗教改革500年記念の年と大きなポスターが貼られています。中央に今日のためのチェンバロが置かれています。
たくさんのお客様で満席です。
今日の案内のチラシと、小林道夫先生が手描きされたプログラムです。ゴルトベルク変奏曲全30曲です。 
 小林先生のコンサートは曲の背景や構成の解説がとても楽しいです。
間に10分の休憩をはさんだだけで、精力的に演奏をして下さいました。 
演奏会が終わりました。チェンバロをどうぞご覧くださいとのことで多くの方があまり普段は目にすることの無いチェンバロに近づいて見せて頂きました。 
チェンバロの中には、こんな美しい絵が描かれています。チェンバロ作家さんの楽しいお仕事の印でしょうか。 
芸短大の音楽をなさっていた宮本修先生も聞きにきておられました。小林先生の伴奏で宮本先生の歌われるシューベルトの冬の旅のコンサートに行ったことがあります。 
演奏を終えられた小林先生にご挨拶をして、地震などどうでしたかとお話をお聞きしました。たくさんの貴重な楽器はどれも無事だったとのこと、本当に今回の地震は由布市も被害が大きくて大変でした。お見舞いを申し上げます。
今回のチェンバロの調律などをなさった「チェンバロ工房久保田」の久保田さんです。
演奏会が終わって、関係者の皆様が小林先生を囲んで記念撮影です。中央が小林先生、向かって右隣が久保田さんご夫妻です。 
大きな板が運ばれてきて何かと思ったら、小林先生がサインをなさいました。 
 その板はチェンバロの前板でした。きちんと嵌め込まれたら、鍵盤の前にサインがとても素敵に修まりました。
お元気な小林先生のチェンバロ演奏を楽しく聞くことが出来ました。ありがとうございました。