2016年4月14日、9時26分、熊本を震源とする地震マグニチュード6.5震度7の大地震が発生しました。2011年3月11日東北大震災以来の大きな地震だそうです。熊本では死者49人、行方不明者1名と報じています。お見舞い申し上げます。大分県では由布市、別府市の被害がひどいとのニュースです。
更に16日の午前1時:25分今度は由布市を震源とする地震がマグニチュード7.3震度6+後に7と訂正、が発生、何とか持ちこたえていた家も崩れたり、屋根瓦が落ちたりの大きな被害。

少し揺れの収まった24日、心配で久美子さんと由布院へ行きました。 
 お友達の旅館は、この際、休業してリニューアルオープンをしたいとのことで、ライフラインなどの点検をなさっていました。
 
 お客様も主も居ない旅館のお庭に今を盛りのシャクナゲが美しく咲いていました。来年はお客様に見て頂けるといいですね。
ゆふいんの避難所になっている湯布院小学校です。体育館の前には車がたくさん停まっていますが人の姿は見えません。皆さん、家の片付けや、お仕事に行かれているのでしょう。 
自衛隊の乗り物が、災害支援と書いて停まっています。頼もしい存在です。背景は湯布院中央公民館、窓ガラスが割れたのか、大きなバツ印がつけてありました。傷ましいです。 
ここはいつもだと、観光客で一杯になっている湯の坪街道です。余りの閑散とした様子に面食らってしまいました。観光客が戻ってくるのはいつになるでしょうか。 
 
亀の井別荘に行ってみました。立て看板に「地震お見舞いありがとうございます。皆様の励ましの中、18日より再開します。このことがきっとどなたかの希望、心の拠りどころとなると信じるからです。従業員一同一生懸命務めてまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。」と書いてありました。やはり励まされます。
バッタリ中谷健太郎氏に会いました。本当に地震以来連日、大変だと思います。お客様からの電話の応対や、取材などなど、それでもとてもお元気に忙しくされていました。お疲れ出ませんように、と思いました。 
 湯の岳庵へ行きました。がらりと戸を開けると、いつものスタッフの方が笑顔で迎えて下さいました。16日の地震では大変だったようですが、若いスタッフが大車輪で頑張りましたよ。皆、元気です。どうぞいらして下さい。と笑顔が絶えませんでした。
しかし、まだお客様は誰もいらっしゃいません。私たちは、この前も頂いておいしかった「葛きり」そして「やせうま」をお願いして半分ずつ食べました。とてもおいしかったです。 
  天上桟敷にも行きました。二人の若いスタッフが「是非、来て下さい、とっても元気ですよ」とおどけてポーズをとってくれました。大地君と女性スタッフ、息の合った二人です。
たくさんお話をして笑って、元気な皆さんです。喉が渇いたねと、フレッシュデコポンジュースを飲みました。この席、大好きな私です。目の前の紅葉若葉がとっても美しい、緑の風が吹いてくるようです。 
すると、紅葉の下を人が通る、あっ?溝口さんです。思わず、声をかけてしまいました。そして、階段を走って降りて、お会いできて良かったです。地震大変でしたね。ご無事で何よりです。
本当に変わらぬ笑顔の溝口薫平氏です。会議に5分遅れている・・・とはしって行かれました。お呼び止めしてごめんなさい。
ジャズの流れる天上桟敷も素敵です。この時間、お客様は私たちだけです。由布院は元気です、是非、皆さん、来て下さいね。
亀の井のお庭はしっとりと苔が濡れていて、とても緑に輝いています。
地震でお客様をお断りされていましたが、今日は3組のお客様が来られているそうです。明日はもっと増えるでしょう。 
 フロントの大平さん、ソムリエの石田さんです。其々東京で、阪神で震災を経験され、それに比べれば、、デンと構えていらっしゃる姿が頼もしかったです。地震直後は太郎社長がこんな時こそ、と、皆の結束を促しお客様を皆さんで守られたとか。
 由布院は今からが一番美しく輝く時です。大型連休も控えています。どうかまた多くの皆さんに愛される由布院にもどって欲しいです。由布院の皆さんは笑顔で頑張ってます。是非、会いに行って下さい。わたしもまた由布院へ行きたいと思います。
5月のゴールデンウィーク突入の4月29日、またまた由布院を震源地とする震度5+の地震が発生し、大変驚きました。由布院駅の駅舎の高い所の大きなガラスが割れたとテレビで何度も放映し、また物がたくさん壊れたりしたのではと心配しました。今日のニュースでは観光客の皆さんがたくさん訪れた由布院・別府の様子を映していて本当に良かったと思いました。2016年5月1日Mie