2015年9月20日:由布院でイタリアン
別府リンゴ園で楽しいひと時を過ごして、また由布院へ戻ります。お昼の時間近くになって、由布院へ入る車が増えてきました。渋滞です。
「湯布院国民保養温泉郷」と大きな標識が出ています。 
今日のランチのレストランに来ましたが、予約の時間にはまだ時間があります。レストランの周りには、休憩用の椅子があちこち置いてあって、暫くそこで休みました。 
黄金色に実った田んぼの向こうには青空のもと、由布岳がきれいに見えます。ポスターにしたいような久美子さんの写した由布岳(上の右の写真)です。 
ベンチの後ろには、大きな建物が建っています。ここは、レストランの団体さん用の食事室です。窓からこの素敵な由布岳と田んぼが見えるのですね。写真を写す私たちが写っているのが面白いです。 
建物の中庭にも、素敵なテーブルと大きなパラソルが 置いてあって、スペインのパティオのような雰囲気です。
テラスで良かったら、と、予約より早くに食事が出来るようになりました。
レストラン・ケルカス(QUERCUS)の入り口です。暖炉用の薪がたくさん積み上げられています。窓からは石窯とピッツアを作るシェフの姿が見えています。アプローチには大きなかぼちゃがたくさん並んでいます。ハロウィンの飾りつけでしょうか。
 
田んぼの見渡せるテラス席です。1時過ぎになると、まぶしかった陽射しも柔らいで目の前の実った稲穂、その奥の緑の山を見ながらの食事はとても穏やかな気持ちになります。
金婚の記念にと由布院のお宿に泊まった時に、おいしいシャンパンを差し入れて下さった久美子さんへ感謝の気持ちを込めてのランチ会です。
乾杯です。飲まない夫に、車の運転をして下さる久美子さんはノンアルコールのシャンパン、私のみチリの赤ワインということで申し訳ありません。 
そこへ来られたのが、ここケルカスはじめDENグループの会長さんでした。食事前に眺めていた広大なコスモス畑の中で草引きをされていたとか、気が付きませんでした。ゆっくりどうぞ、もうひと働きです、と出て行かれる。
本日の一皿、ビシソワーズとキッシュ、↑そしてパン、オリーブオイルをつけて食べます。
そして、
前菜盛り合わせ←。生ハムに鯛、和洋折衷の味が面白い。
スペシャルパスタ、私はたこのミンチ、しっかりと蛸の味が面白いです。 
番外でオーダーした ピッツア カプリチョーザ、トマトソースの上にモッツアレッラ 野菜 オリーブ ハム マッシュルームなどが一杯。
サラダ仕立ての小さなメインディッシュ、大分のタチウオのポアレオレンジソース、お野菜が新鮮、会長がケルカスの前の畑で丹精込めて育てられたお野菜も入っているとか、タチウオがとてもおいしかったです。
お話も弾み、ゆっくりと流れる時間と、黄金色の風の中、とても豊かな時間が流れます。
 何度も、おいしいね、気持が良いねと、おいしいお料理と居心地の良さに大満足の夫です。
デザートは、珍しいほうじ茶のババロアにいちじくのコンポート、おいしいと評判のコーヒーと共に味わいました。 
時々、電動草刈り機の音がします。見ると、会長がもくもくと働いていらっしゃる姿が遠くに見えました。
本当にゆっくり出来ました。ごちそうさまの後、パティオの椅子でまたおしゃべり。 
いよいよお暇です、最後にケルカスの入り口で3人で記念写真です。
そこへまた会長が来られて、かぼちゃを持ってお帰り!とおっしゃる、さっき、ディスプレイとして並んでいるかぼちゃだと思ったのに、お客様に差し上げていると言われる。 
夏の畑で、ごろごろと出来たかぼちゃだそうです。一つずつ持ってお帰りなさい。と、大きなかぼちゃを下さる。 
  5キロほどもありそうなかぼちゃです。まもなくハロウィン、我が家に飾りましょう、と、ありがたく頂きました。 ほー重いです。
ケルカスの門の外にある畑と、建物の壁に見事なグリーンカーテン。そういえば、タチウオに添えてあったゴーヤがおいしかったです。 
駐車場に置いてあるトォクトォクです。お客様の送迎に使われているそうです。 タイなどでタクシーとして使われている三輪自動車ですね。これはロングバージョンのようです。一度乗ってみたいです。
走る時の音からトォクトォクって言うそうですが、本当にそんな音がするのか、試してみたいですね。
 今日は本当に美しい秋のお天気の中、リンゴ園、由布岳の雄姿、おいしいお料理とおしゃべりと楽しい一日でした。ありがとうございました。