出発 6月19日:大分~関空~大阪南港フェリーさんふらわあ |
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6月16日 梅雨半ば、九州南部はこのところ、激しい雨が続きました。どうやら今朝は小振り、しかし、大分空港から飛行機が予定通り飛ぶのか心配をしました。 |
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幸い、30分遅れ程度で、飛行機は飛んだのでホッとしました。関空について、先ずは、堺までは急ぐことにしました。 | |
南海電車りんくうタウン「かんさいくうこう」です。 | |
無恋に見える電車は特急ラピート号です。丸い窓から赤っぽい光が漏れて、走る姿が見てみたいです。先頭の車両は鉄人28号のマスクみたいな形状、速いという意味のラピートにふさわしい姿です。 | |
関空と泉佐野をつなぐ橋をごうごうと走ります。 | |
堺に着きました。さすがお腹が減りました。おいしそうなパンのお店「Vie de France」があったので、入って冷たい紅茶と一緒に甘いパンを食べて元気を取り戻しました。 | |
駅前はバスターミナルになっていて、とても案内も分かり易く、タクシーと思っていましたが、バスに乗って行くことにしました。 | |
堺は、昔から奈良との関係で栄えた所のようですが、織田・豊臣時代には南蛮船が往来し、商人が力を得た町として知られています。川の側に南蛮船の絵が大きく描かれていました。 |
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バスはドンドン海の方へ走ります。カメラ構えて、との夫の声で目を凝らしていると、会社名が出てきました。うまく収まりました。 | |
フェリーターミナルに着きましたが、私たちはここからまたバスを乗り換えて、志布志行きのフェリーが出航するカモメフェリーターミナルまで乗ります。 | |
やっと着きました。見慣れたマークのフェリーが停泊しています。この船が志布志港行きでした。 | |
先ずは、ツアーの受付です。気さくな添乗員さんで良かったです。ほどなく乗船が 始まりました。 港はどこも似たようなものですが、でも、ここはさすが大阪、高いビルが対岸に見えます。 |
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乗船の仕方が、今回は港によって様々ということがよく判りました。ここは、タラップを歩いて登ります。 | |
この二つのトランクも、手で提げて登ります。鍛えられますね。まだ一日目が始まった所です。 | |
お部屋はデラックスB 7階222号室です。シャワーもトイレも付いています。勿論、大きなお風呂もあるので、そちらの方が快適ですね。 | |
今日はテープでのお見送りがあるとのことでフロントで紙テープをもらってデッキへ出て見て下さいとの放送で外へ出てみました。 | |
たくさんの人が出てきましたが・・・・ | |
お見送りは、ちょっと寂しいですね、でも、港でテープを持って出港するなんて本当に久しぶりの事です。 | |
太陽が沈むころ、涼しい海風に吹かれて、きれいな色のテープが何本もたなびく様子はとてもきれいでした。陸でもデッキでも、ちゃんとスタッフがテープを回収していました。 | |
さあ、これから旅が始まります。結婚してから今までの50年の人生を船の航海にたとえたら、どうなるでしょうか。今夜は穏やかな波の上で静かに眠りたいものです。 | |
太陽が沈みました。でも、まだ大阪のビルは見えてます。船の出港は17:55分です。 | |
部屋に戻りました。窓から海が見えます。赤灯台を過ぎました。外海に出たということでしょうか?昔、高知港から大阪南港に着いた記憶がありますが、どうでしょうか? | |
今回最初の船のレストランでの夕食です。どうかこの旅が良い旅になりますように、そして、また今後の人生を歩む力になりますように。と二人で乾杯をしました。 | |
船ではイベントが企画されているようです。星空観察会をしますので、お集まり下さい。と張り紙に、アナウンス、楽しみにホールに出かけました。 外は生憎と、曇り空で星は見えそうにありません。 |
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ホールで係の女性からお話を聞くことになりました。このお話のために、船に乗船して来られているみたいです。本当に夜空を見上げながらのお話だったら良かったですが、それでもたくさんの資料の中からの映像を映しつつ、星の誕生、星の寿命など、分かり易く説明をしてくれました。 熱心に聞く人たちが多いのに驚きました。第一夜の良い思い出になりました。 |
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終了後、多くの人がデッキに出て、空を見上げていましたがやはり星は見えませんでした。仕方ないですが、楽しい時間を過ごすことが出来ました。その後、船のお風呂に入り、寝ることにしました。 明日は志布志港に8:55に入港です。あんまり朝寝坊は出来ないです。早く寝ましょう。 |
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第一日目 続く |