2015年3月17-18日：春が来た東京
	3月17日朝、8時過ぎ、大分駅前空港行きリムジンバス乗り場です。霧の深い朝です、車のライトもすぐ傍に近づくまで見えないほどに、深い霧です。
反対を向くと、大分駅です。今、改修中で、まだ本格営業はしていません。前の公園がようやく完成に近づいています。昔、大分豊後の国を治めていた南蛮大名の大友宗麟像がまだ白い布に覆われて、新しい居場所へ移され、お披露目の日を待っています。（21日に白布が除けられて、公園のお披露目式がありました）
	リムジンバスは霧の中、別府を抜けて大分空港道路へと走ります。この霧で飛行機が発着するのか、とても心配をしました。
東京からの便が無事に到着し、定刻に飛行機が飛び立ち、ほっとしました。
	今回も富士山が見える席を確保しました。やっぱりきれいに富士山が見えて、うれしかったです。
随分長い間、富士山を見ながらの飛行が続きました。
	今回は、一人での上京、少しでも安いホテルをと、新宿に見つけました。目の前が都庁です。
2020年東京オリンピックに向けて東京都も頑張っています。大きなポスターが都庁正面に貼られていました。
	お友達が訪ねてきてくれて、おいしい夕食を食べました。ニラちじみ、じゃじゃ麺（ちょっと辛かったです）明洞巻き寿司、これがおいしかったです。 たくさん食べて、たくさん積もる話をしました。
夜遅い時間ですが、ビルに灯りが灯っています。
	3月18日、 朝、２５階のレストランで朝食です。まだお勤めの人たちもボツボツと来ている時刻、朝の高層ビル街は静かです。でも、このホテルは元気の良い中国語の観光客がとても多くて活気に満ちていました。
少し早いですが、友の会に行きましょう。振り返って写したホテルです。大きな道路を挟んで見上げましたが、ホテルの上の空まで写りませんでした。
	反対側の都庁舎です。都庁が出来てまもなくの時に、展望階に上ったことが懐かしく思い出されました。
気になっていたビルが目の前にあってびっくりでした。大分に新しく出来た美術館が四角の箱型の建物ですが竹細工のイメージ（坂茂建築）でこのような雰囲気を持っています。 こちらは何のイメージかと思ったら、かいこのまゆをイメージしてあるそうです。２００８年丹下都市建築設計により竣工、が公法人モード学園が建築主と知り、なるほど、と思いました。50階建のビルで、約1万人の生徒が学ぶ専門学校が３つ入っているビルだそうです。分かってスッキリしました。 大分県立美術館OPAM4月24日Open
	友の会に来ました。ここは目白の明日館講堂の工事現場です。1月に来た時には、まもなく耐震工事に入りますと聞きました。工事が始まり足場が組まれています。
上を見上げると、桜のつぼみが、少し膨らんでいます。今朝は、本当に暖かい日になっています。
明日館のお庭には、クリスマスローズが満開、黄色のラッパ水仙も、色が鮮やかです。
	この黄色い花は？立金花（リュウキンカ）です。お花に詳しい友人がメールで教えてくれました。高山植物だのにとても立派に育っている、素敵な場所だと感嘆していました。
毎年、ここのクリスマスローズは見事です。今年も本当に美しくさくさん咲いています。
	会議が終わって、時間があったので、ちょっと散策と、初めて友の家の周りを回ってみると、ここにも入口がありました。裏口かと思っていたら、ここが本来は表玄関とか。知らなかったです。
その隣は、明日館講堂です。修理中で覆いがかけられています。銀杏の裸木が美しいです。
	明日館講堂の塀の中に、満開に美しく咲いている椿の木がありました。鮮やかな色です。講堂は昔、婦人之友社がテニスコートとして活用されていた土地に建てられました。テニスコートでは竹久夢二さんなどがプレーを楽しまれていたそうです。彼の描いた椿の絵が大好きな私、モデルはこの椿だったのかな？などと夢も膨らみます。
住宅地を歩いて、西武線を横切り、こんな門構えの所にきました。「目白庭園」と書かれています。平成2年11月に開設された豊島区立の施設です。中へ入ってみました。
	中央に池を配し「赤鳥庵」が建てられています。 大正7年、鈴木三重吉がこの地で子供のための文芸雑誌「赤い鳥」を創刊したことにちなんでいるそうです。
赤鳥亭から見た池の対岸です。木立の向こうに電車が走っていますが、騒音がまるで気にならない静寂のお庭です。
	鴨が数話、池の中、岸辺で遊んでいます。毛づくろいに忙しい鴨は、近づいても大人しく自分のするべきことをしていました。
お庭の案内の方が、「見て下さい、今が満開です、美しいです、是非見て下さい」とわざわｘざ傍まで連れていって下さった、「さんしゅゆ山茱萸」といいます。
	お友達に教えて頂いた、緋寒桜です。下を向いているつぼみが開いて咲いていく、可愛い花です。
目白庭園に来た印、後ろにビルが見えますが、ここは本当に静かな都会のオアシスと言えそうです。
	そろそろ、飛行場へ行く時間になりました。リムジンバスの乗り場のあるホテルへ来ました。入口の植栽も春満開でした。
ホテルのロビーには、復活祭のイメージでの写真コーナーが作られていました。時あたかも卒業式シーズン、はかま姿や、カクテルドレスを着たお嬢さんたちがたくさん行き来していました。
	リムジンバスが空港に着きました。少し時間があります。羽田空港美術館の展示をゆっくり見るのが楽しみです。今回は永青文庫コレクションからの美しい展示でした。
今回の最後になる食事は、タンドリーチキンカレーでした。パンチがきいてとてもおいしかったです。予定通りに大分空港に帰れました、大分は雨が激しく降っていました。しかし、この雨で一気に春がすすむのではと思いました。