今夜はペア券でした。お洒落なプログラムです。

T.Aヴィダリ シャコンヌ ト短調

美しい臙脂のタイトなドレス、しかし裾は広がり床に引く優雅な姿の小林美恵さんは本当に美しかった、そして、このドレスのシルエットがフラメンコの衣装のようで、曲の雰囲気にとても合っていた、そして、何とも素敵な雰囲気に引き込まれてしまった。アッという間に終わった、この曲って、こんなに短かったかしら?そう思ってしまった。

J.R ルクレール ヴァィオリンソナタ ニ長調 Op.9-3
私にとっては初めての曲かもしれないです。由布院ではこのように初めての曲がよく聞けるのが私にとってはとてもうれしいことです。小林先生がますますお元気で精力的に演奏して下さるので、皆で喜んでいます。

W.A モーツアルト ピアノとヴァイオリンのためのソナタ、変ホ長調 KV481
とても楽しみにしていた曲です。もう少しモーツアルトの軽快さが感じられても良かったのかなと思いましたが、天気のせいでそう聞こえたのか、それとも、私自身が軽快な雰囲気を期待し過ぎていたのかもしれません。モーツアルト29歳の作品、何か心に期することのあったモーツアルトなのかもしれません、と何でもドラマティックに考えたい私です。

J.ブラームス ヴァィオリンソナタ 第一番「雨の音」 ト長調 Op.78
とにかく期待していたブラームスです。アッという間に終わった感がしたのは、それだけ素晴らしかったのです。皆さんの気持ちも同じだったか、拍手が鳴り止まず、アンコールを2曲も演奏して下さる。うれしかったです。「我が母の教えたまいし歌、」、と、「月の光」

最後に雨の歌を弾いたからか、今夜は本当は満月だのに、雨になってしまって・・・と、おっしゃった小林美恵さんでした。前に座っていたからこそ聞けた声。こんなこともゆふいんでの演奏会の醍醐味です。

休憩時間には、音楽祭のお仲間と一杯おしゃべりが楽しかったです。

また、こんな素敵な演奏会に誘ってください、今夜はありがとうございました。
                
 
 2013年10月19日:演奏会 in ゆふいん
北海道旅行で利尻島に居る時に、由布院の加藤氏から電話が入っていた、気がついて何度かお電話をするが通じない。きっと、何かコンサートのことだろうと思って、佐藤君に電話する、やはりコンサートのお知らせだった。
久しぶりに、小林美恵さんのヴァイオリンが小林道夫さんのピアノで聞けるという。どんなスケジュールが入っていても、こちらが最優先だと、即行きます!とお返事をする。

楽しみに待った今日でした。
生憎、雨が降っている。しかし、この位の雨なんて、、、雨でも何てことない!と言って集まるのが、由布院の音楽ファンです。

少し早すぎたかな?と思って行くと、会場入口の外に先客さんがいらした。そこでは由布院の松本先生に会ったのでご挨拶をする。と、その先客さんにご紹介して下さる。私の記録でゆふいん音楽祭を知ったとおっしゃり、会えてうれしいと。音楽祭が終了した後で知ったので、音楽祭には参加したことがありません。でも、記録を作って下さっていたのでとてもうれしかったと、おっしゃって、私は恐縮する。関東からこられたとのこと。感激です。独断と偏見の記録、間違って伝わっていたら・・・と、記録という言葉の重みを改めて思い知った。
今夜の演奏会は、小林美恵さんのヴァイオリンにピアノが小林道夫さんです。とても楽しみな演奏会です。会場は空想の森アルテジオ、主催はゆふいん楽友協会。後援は MURATA・ゆふいんラジオ局。

チケット売り場には今井ちゃんにnanaちゃん、会場にはゆふいん音楽祭で一緒に働いたスタッフの顔があちこちに、、、皆さん、お元気でとてもうれしかったです。

今日の会場はこんな↑雰囲気でした。ステージ奥の屏風の傍に見える人影は、楽屋入りされる小林道夫先生です。

音楽祭実行委員長だった加藤昌邦さん、奥様の真樹子さん、この演奏会を知らせてくれた佐藤君、ゆふいん音楽祭代表をつとめてくださっていた溝口薫平氏、桑野和泉さん、中谷健太郎氏と由布子さん、譜めくりは、お友達の麻生ちゃん、終わってから会いましたが緊張で大変だったと息を弾ませていました。