2013年9月25~30日 :利尻・礼文宗谷岬北の旅そして浜松へその3、
ホテルのサービス朝食、北海道でたくさんのご馳走を食べ過ぎてきた身には、丁度良い朝食でうれしかったです。
すぐに品川に出て、新幹線に乗りました。青空が今日も美しい、幸せな旅です。お茶畠が整っています。しかし、何故か、富士山は見なかったです。何を考えていたんだろう、未だに不思議。 
浜松駅で降りました。コンコースへ出てきたら、ピアノがお出迎え、さすがピアノの町浜松、すごいです。ここでコンサートなどもあるのでしょうか?
反対側に目をやると、こちらには、車がお出迎えです。車の町でもあるんですね。これもやっぱり驚きの光景です。 
浜松駅周辺はとてもきれいに整備されています。あちこちきょろきょろ、初めての町では無いですけど、息子たちが住んでいると思うと、また違って見えます。 
何だか浜松に着いた~~と思うと、お腹が減ってきました。若い人たちに混じって、ランチです。おいしかったです。 
待ち合わせの時間まで、どうするか?バスに乗って「エアーパーク航空自衛隊浜松広報館」へ行くことにしました。大きな建物です。円いビルは全天周シアターです。
展示格納庫、歴代にわたって使用した航空機を中心に実物を展示しています。 
まじかで見ると、どの航空機も大きです。でも、これに乗って大空を飛ぶとなると、小さいなと思います。
航空自衛隊の任務や、パイロットの携行品など、知らないことが一杯目で解るように展示してあります。何台もの観光バスで多くの方が見に来ていました。
また浜松駅に戻り、息子たちと一緒に夕食に出ました。今日はおいしいお料理を食べに連れて行ってくれるという前触れ、駅からほど近い「 サモワール」というロシア料理のお店でした。
サモワール(写真を写すのを忘れました)や、マトリューシカが並ぶお店。先ずはシャンペンで乾杯!久しぶりに息子たちとゆっくりお食事、うれしかったです。
評判のメニューを選んでくれました。つぼ焼ききのこ、ペリメニー(シベリア風水餃子)ピロシキ、・コーカサス風シャシリック(仔羊肉小串)デザート、本当にどれも美しくておいしくて、また来たいお店です。
ここは、ロシア大使もその評判に訪れて、お代わりまでされたというお店、とても良いお味でした。また食べに来たいなと思いました。   
 お店の雰囲気も落ち着いた良い感じです。明日の朝食用にフレーブ(自家製ロシアパン)を買って帰りました。
ベルギーから帰国して3度目の引越しで落ち着いた家、持ち帰った大きなテーブルやソファーも無事に収まっています。帰ってくるなり息子は仕事です。
9月30日、
おいしい朝食を頂きました。パンは、昨夜買ってきたロシアパン、恭代さんの作ってくれる朝食はいつもきれいでおいしいです。  
私たちは、駅まで送ってもらいました。新幹線の時間まで駅前の浜松市楽器博物館へ行きました。70歳上は無料とのことで、あらまあ、申し訳無いですね、ありがとうございます。 

ベルギーでも、楽器美術館へ行きましたが、ここも負けない素晴らしさです。
先ず入ってすぐに、キラキラと輝くアジアの楽器群に目を奪われました。
これは、インドネシアの大編成のガムラン楽器バリ島の竹ガムラン・ジュゴッグ
キラキラ光った王様の船のような形をしたガムラン
こちらもガムランでしょうか?ヘッドホンで演奏を聞くことが出来ます。
このカラフルな大小の太鼓群は、韓国の楽器です。他には勿論、数々のピアノ、バイオリンなど弦楽器、日本の楽器なども展示されています。  
体験ルームも設置されていて、子どもも楽しめるようになっています。これは馬頭琴の演奏が試せる場所、それにしても、ちっとも音が出ません、難しいです。
アフリカの太鼓でしょうか?これは叩けば一応、音は出ますが、あのリズミカルな演奏は、やはり、難しいです。
レクチャーがあるというので行ってみました。オルガンのレクチャーでした。これはかわいいパイプオルガンです。大きなものになると、何千というパイプが並ぶそうです。演奏をして下さいました。本来は誰かが風を送ることで音が鳴る、今は自動で風を送る装置が開発されて、一人で演奏が出来るようになった。最古はBC250年頃にアレキサンドリアで発明されたとか。歴史ある楽器です。
音楽ホールやホテルの入った駅前にそびえ立つアクトシティを通って浜松駅へ行きます。  
駅までは動く歩道が延々と続いています。浜松駅から新幹線で東京へ、そして、成田へ出て、成田から大分へ帰ってきました。
  
帰りの新幹線では、きれいな富士山がよく見えました。
富士山が見えると、何となく、その旅は幸運な旅になるようでうれしいです。
ロシアのサハリンの見える北の果てから息子たちの居る浜松へ、
そして、その浜松でロシア料理に舌鼓を打つ、何だか不思議!
良い旅でした。
 前へ 終わり