Paddington Tea Room The 20th anniversary
 2013年2月10日:タイヴァース由美子さんスペシャルトークショー



今日はとても良い天気になりました。大分のアリストンホテル2階のホールで、ロンドンから来られた タイヴァース由美子さんのスペシャルトークショーがあります。
会場には丸テーブルがたくさん並んでいます。私はテーブルセッティングのお手伝いをしました。安倍さん母娘さんも、一緒に準備です。
今日の講演会は、英国紅茶専門店 Paddington Tea Roomの主催です。協賛の「風の散歩道」がお花を飾ってくださった、後でチャリティ販売をします。

ティーカップには、紅茶のお供のイングリッシュショートブレッドビスケットを置きました。 裕子さんお母様直伝の
既に、札幌、東京でトークショーなどをされての大分入りの由美子さんですが、お疲れのご様子もなく、早速安倍さんと写真の確認など打ち合わせです。
会場前の受付では、由美子さんの著作2冊、記事執筆の 雑誌「RSVP憧れのイギリスの暮らし」そして、由美子さんプロデュース「ロングウォーク」のインドのアッサム、アールグレイと紅茶」スリランカのシナモンティ紅茶、Paddington Tea Room新作ティーバッグ・貴婦人のアフタヌーンティーなどを並べました。  
 ステージ前には、風の散歩道の大本さんと石川さんが、イングリッシュガーデンをイメージして、創作を飾ってくださった。素敵です。
その後ろには、特別に 後援を下さった英国政府観光庁から送られたポスターが貼られています。4種類あり、これは”歴史遺産といえば、GREAT BRITAIN セントジョンズカレッジ ケンブリッジ”の紹介ポスターです。
   
特別に 後援を下さった英国政府観光庁から送られたポスター2点目は”田園風景といえば、
”GREAT BRITAIN ウエールズの森 ブレコンビーコンズ国立公園”そして
3点目は”スポーツ遺産といえば、”GREAT BRITAIN タワーブリッジ ロンドン”と書かれています。  
4点目は”カルチャーといえば、GREAT BRITAIN 大英博物館 ロンドン”と書かれています。  
どれもとても貴重なポスターです。
正面袖には、紅茶サーブコーナーを作りました。たくさんのポットにティーコジーがスタンバイです。 
12時過ぎから、続々とお客様が受付に来られています。受付は紅茶教室の生徒さんの佳子ちゃん紋子ちゃんです。お疲れ様です。 
いよいよリカちゃんの紅茶サーブが始まりました。紅茶は勿論、由美子さんプロデュースの「ロングウォーク」インドのアッサムです。
  
開会の時間が迫ってきました。照明はこれで良いかしら?マイクは?と最後の調整です。
Miss Paddingtonさんと由美子さんはお友達なので、とても楽しそうです。

100人近いお客様で一杯になったホールです。皆さん、ウエルカムドリンクの紅茶を飲まれ、
ショートブレッドビスケットを楽しまれて、一足早くイギリスの雰囲気に浸っていらっしゃるようです。
13時、いよいよ開会です。今日の主催者Miss Paddingtonさんが挨拶です。「Paddington Tea Room20周年記念にロンドンからタイヴァース由美子さんが来られてお話をして下さいます。今日は多くの皆さん、来てくださってありがとうございます。



イギリスで英国政府公認観光ガイドを取得され、今ではその認定テストの審査員になられている由美子さんのお話はイギリスのこと、いろいろ聞かせて頂けると思います。
今日、ステージのお花を置いてくださったのは、協賛の「風の散歩道」の大本さんです。ご紹介します。今度、東日本大震災の被害に会われた陸前高田市にお花による支援をと、呼びかけてテーブルのお花を置いてくれています。最後には皆さんにお求め頂いて、チャリテーに加えさせて頂きます。
今から19年前、「バラと紅茶の英国の旅」途中香港でエンジントラブルのため長時間のディレイ。ヒースロー空港でじっと5時間も待って出迎えてくれたのが通訳ガイドの由美子さん、それ以来のお友達、とっても素敵なお友達です。それではお話をどうぞお聞きください。」
息の合ったお二人の掛け合いは、とても楽しく、もっともっと聞いていたい気分でしたよ~~
「日本の皆さんに、イギリスの本当の姿を、本当の素晴らしさをお伝えしたくて、ガイドをしています。そして、日本から来られる方々から、多くのことを学んでいます。」

イギリスとは?正式名称は?United Kingdom of Great Britain and Northern Irelandといいます。イギリスはイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドから構成されています。そのことが国旗にも紋章にも現れています。左上はイギリス国旗、右上は、女王陛下旗、左下の紋にも、同じライオンの文様が使われています。それを取り巻くベルトはガーター、このガーターはイギリス最高の勲章のガーター勲章を表す。そこには、”Honi soit qui mal y pense”(思い邪なる者に災いあれ)と、イギリス人の基本理念が記されている、などと、先ずはイギリスの根幹をなす、思いを話される。チャリティ精神の旺盛なイギリスの大元がここにあることを知って、とっても納得しました。右下の写真は、イギリスと言えば、ガーデニング、バラの美しいお庭の紹介や、英国の「ナショナルガーデンズスキーム」のお話や、日本にもっと広まると良いというお話など、たくさんのお話、思わず引き込まれてしまって、しばし、カメラは忘れていました。
そして、即、イギリスへ行きたくなりました。
気がつけば、3時、あっという間の2時間でした。本当に充実した2時間でした。ご本を買われた皆さんがサインを求めて並ばれています。由美子さんはお疲れの中、皆さんの質問にも丁寧に答えながら、サインをして下さっていました。
サインの最後に並ばれていた英国政府観光庁のアシュレイさんの奥様(大分ご出身とは!)とお母様です。立派なポスターをありがとうございました。そして、よく来てくださいました。記念にお写真を!
こちらは、由美子さん歓迎を様々に手伝ってくださったテコちゃんです。同僚で、英国史が専門の先生を由美子さんに紹介、「間違ったこと言ってませんでした?」とおっしゃる由美子さんも愉快ですが、「知らないこともたくさんあって、興味深かったです」とおっしゃる先生も楽しいです。「こんな先生から学べる生徒さんは幸せですね~」いつまでも話はつきません。
今日は、受付、販売と頑張ってくれた佳子ちゃん紋子ちゃんにクロちゃんです。本当にお疲れ様でした。
協賛の「風の散歩道」のオオモトさんと一緒に私も記念写真です。 Paddington Tea Roomから摘んできた水仙がきれいですね。
無事にお客様を送り出し、会場のカップなどもパッキングして、一同、撤収、アリンストンホテル1階で、打ち上げです。思い思い、ケーキをオーダー、由美子さん、ありがとうございました。乾杯です。
安倍ドラえもんさんちのナッチーさんが由美子さんの本のレシピを見て、作ったというショートブレッドビスケットを由美子さんにプレゼント、少しずつ私たちも頂きました。おいしいわ~素敵と、由美子さん感激して下さって、残りは大切に包んでお持ち帰りです。
私はここでお暇します。由美子さん、今日は本当に素敵なお話をありがとうございました。思わず、仕事忘れて引き込まれて聞き入りました。どうぞ明日も楽しい一日になりますように、そして、お気をつけてお帰りください。由美子さん、Miss Paddingtonさんと一緒に最後にパチリ!
  
我が家に帰ってくると、由布岳・鶴見岳がほんのり夕焼け色に染まっていました。
とても素敵な一日になりました、ありがとうございました。
  記録:Mie