2012年2月29-3月1日:門司港レトロ地区
2月29日、
2月も最後の日、今年は閏年で29日です。昨日は本当に寒い日で、今日は温かくなるというので喜んでいましたが、やっぱり朝は寒くて、、、 駅の喫茶で温かいコーヒーを飲みながら、お友達を待ちました。
今日は楽しみにしていた「九州部中高年の集い」が門司港ホテルで開かれます。大分友の会から10人で参加です。大分駅で待ち合わせて、揃って賑やかにJRに乗りました。早速、お弁当タイムです。
 
車窓から見る北九州の山々は昨日の寒気の影響で、雪で真っ白になっていました。
小倉でワイワイと言いながら乗り換えて、門司港駅に着きました。木製の扉も大正の雰囲気、待合所の文字も良い雰囲気です。
 門司港駅をバックに、勢ぞろいした大分友の会の参加者人です。門司港駅の銅版の屋根が緑で美しいです。
会場の門司港ホテルに来ました。玄関を入るとすぐに大階段があり、お雛様が出迎えてくれました。

大階段の上がロビー、フロント階になります。 
門司港ホテルはとてもモダンなホテルです。私の部屋は階でした。廊下も広くて、長く続いています。 
お部屋に荷物を置いて、早速、門司港レトロ地区散策に出かけました。ホテルの前は、旧大阪商船のビルです。
大正6年建築。洋風2階建て。煉瓦のように見えるオレンジ色のタイルと、白い石状の帯が外観を覆い、中央部に八角形をした塔屋が印象的に配置され、当時は大陸航路の待合室として多くの旅人で賑わっていました。現在は門司港レトロの「海事・イベントホール」北九州市出身のイラストレーター・わたせせいぞう氏の作品展示の小さな美術館になっているそうです、
左は門司港ホテル、高い建物は、黒川紀章氏設計の高層マンション「レトロハイマート」の31階部分に設けられた 「門司港レトロ展望室」です。高さ103mから関門海峡をや眼下の門司港レトロの街並みも見渡せる絶景ポイントとか、一度上ってみたいですね。
田中さんと記念写真、水のある風景はいいですね。
 
橋の色から「ブルーウィングもじ」と呼ばれている跳ね橋、ちょうど、橋があがるところでした。
平成5年に完成したとか。全国で最大級の歩行者専用のはね橋とのこと、
その右の大きなつり橋が、九州と本州を結ぶ、関門大橋です。

九州全土沖縄から150名ほどが集まりました。自由参加で40代から最高齢は90歳の方まで、皆さん、本当に元気に集まりました。3時半に開会、そして、ディナーをはさんで、夜の9時まで、素晴らしい先輩たちのお話をたくさん聞くことが出来ました。

お料理は、この近くで獲れる魚介類やお野菜でとってもおいしく作られていました。上は、春の味、あさりにマテガイに、かなと河豚のお料理、左は、黒豚に、アスパラ、スナップ、そしてなんとタケノコです。合馬(おうま)のタケノコと言って北九州の名産、日本一の産地です。右はデザートです。写真を撮るのを忘れていた、かぼちゃのポタージュに、・・・パンがとってもおいしかった。
夜遅くの関門海峡です、お友達の部屋を訪問して見せてもらいました。一列に並ぶ光の列は、下関側のあかりです。もう目の前は本州ですね。 
「ブルーウィングもじ」も光の帯になっています。とってもロマンチックです・・・・
3月1日
今日から3月です、でも、やっぱりまだ寒いです。散歩に出ましたが、慌ててコートを取りにお部屋に帰りました。
今朝は朝もやがかかっている関門海峡です。 
「ブルーウィングもじ」 に行って見ました。跳ね橋を吊り上げる鉄柱は、とっても高くて大きかったです。橋の向こうの赤レンガの建物は、旧門司税関です。ここで検査を受けて外国へ、また外国から日本へ人が行き交っていたんですね。
木の葉がすっかり落ちている枝振りがとっても素敵な光景です。  
朝食の時間が近くなったので、ホテルへ帰ります。左の建物が門司港ホテルです。
朝食はバイキングです。好きなものをとって、ゆっくりと食べることが出来ました。
食後は、またお友達のお部屋から本州を眺めました。何だか今から遠くへ行きたいとそんな気分になる場所ですね。
九州部中高年の集まりの会場です。かわいいチューリップが並んでいる演壇です。
上には、今回の集まりの言葉「慕わしい交わりの中で共に生きる喜びに感謝しつつ」と、掲げられています。 

昨日はまだ固いつぼみだったチューリップも、今日は可愛いお花が平いてとっても美しいです。
各友の会から「大切な品物」が展示されています。大分友の会からは、創立70周年の記念に明日の友グループで作った「大分川の景色」パッチワークと、羽仁先生の直筆の額「思想しつつ生活しつつ祈りつつ」を置かせて頂きました。
北九州の会員さんの毛糸の作品、「寒がり坊や」と、機織の品々、温かみが何とも言えず大切にされていることが伺える作品でした。 
震災支援に送られた「お手玉セット」です。
昼食は丸テーブルのお部屋で思い思いに座って、頂きました。歓談のあと、午後はそのままに感想など聞きあうことが出来ました。今度は、いつ、どこで集まりがあるでしょうか?それまでどうぞお元気でと、お別れしました。
北九州友の会の皆さん、良い場を作ってくださって本当にありがとうございました。冷たい雨が降っていましたが、心温かく門司港駅からJRに乗って帰りました。門司港は九州鉄道の基点です。零マイル標識が立っています。久し振りの九州部の皆さんに素敵な門司港レトロ地区でお会いし、永年の友の会生活から滲み出るお話をたくさん伺うことが出来ました。後に続くものにならせて頂きたい思いで一杯です。