2011年8月4日:ビーチアニマル、テオ・ヤンセン展
今日は東京からお友達が二人、遠い大分まで、「ビーチアニマル」に対面するために来られました。感激です。
高速バス停にお迎えに行きました。大分市美術館のある上野の森に登って行きました。 
テオ・ヤンセン展会場を入ります。 凄い風(もちろん、扇風機の風ですけど)が吹き付ける廊下を出ると、いきなり真っ白の砂浜です。
ここに4体のビーチアニマルが居ました。突然の出現に驚く、砂浜に入って遊んでいる子どもたちにまたびっくり。
 写真写し放題にもまたまたびっくり。耳を澄ますと、潮騒の音も聞こえます。靴を脱いで、砂浜に入った二人はのっけから感嘆の声を上げ、喜こばれています。早速記念写真です。
私も砂浜に入りました。人工の砂は真っ白で、とっても冷たくて素足に気持ち良いです。このビーチアニマルたちは、もう動きません。それをテオ・ヤンセンは「化石」というそうです。自然のままに朽ち果てていく・・・・・
美術館の壁、目線のあたり、床から14センチほどの高さに、テオ・ヤンセンのメッセージが会場全ての壁に書いてあります。 テオのふるさとオランダの海から大分の海まで繋がっていることを現したいそうです。
テオ・ヤンセンが20年前から取り組んだ研究、そしてたどり着いた究極の13本で組まれた足が基本になっているビーチアニマルです。今日は受付を仕切るカーテンに組まれているチューブ、これが基本の部材になっています。 
永年の研究の間には、こんな木製のアニマルを作った時代もありました。
いよいよ、待っていたデモンストレーションの時間です。夏休みの子どもたちも一緒に大勢で説明を聞きながら、動くのを待ちます。ここは森のゾーンです。
プラスティックチューブと帆と、ペットボトルで作られたビーチアニマルは、風をペットボトルに集めて動きます。
初期のアニマル、13本のチューブで組まれた足が基本で出来ています。人間が押したり引いたりして動かします。
私も動かしてみました。足が規則正しくカシャカシャと動くさまは、感動です。
複雑な組み合わせ、でも、原理は風をペットボトルに貯めて圧縮させて、噴出す力で動くとか。4年前からテオ・ヤンセンのアニマルを日本に持ってくるプロジェクトに関わっているという方から、詳しい説明を伺うことが出来ました。
いつもは光線をシャットアウトしている壁が取り払われて、緑が会場から見えます。外には、彫刻と一緒にかわいいビーチアニマルが居ます。 
持ち帰る事の出来るビーチアニマルの模型です。子ども達がここで組み立てていました。作業台の上にはテオ・ヤンセンさんのサインとメッセージが描かれていました。 
 
 
全長9mという大きなビーチアニマルが動く様は本当に感動しました。
興奮の時間を過ごした3人でした。おなかも減ってきて、ランチは何にしましょうか?大分の食材のお料理が食べたいと、県庁のあたりへ来ました。明日からの「パッチン大分夏祭り」のパッチンの山車が出ていました。
遠洋まぐろ漁業の保戸島から来るまぐろを食べさせてくれる「ほとじま」というお店です。ランチタイムも終わり近いです。飛び込みました。
ランチメニューは全て売り切れ、お任せでおいしいお刺身やフライで出して下さる。おかげで満足して頂けました。
大分の海を近くで見ていただきたいと、食後の飲み物は、海辺のかんたん港園へきました。 
 青い海、青い空、白い雲、フェリーボートを見ながら、冷たい飲み物でおしゃべり。
その後、別府の高速バス乗り場へお連れして、お別れしました。
 

楽しんで頂けたでしょうか?また遊びに来て下さいね。