2010年11月9日:スロヴァキア放送交響楽団コンサート
友人の急なお誘い、「招待券があるので、音楽会に行きませんか?」プログラムはスメタナの「売られた花嫁・序曲」ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」そして、オーケストラ恒例のドヴォルザーク「新世界より」
燕尾服の楽団員の素敵なコンサートだった。席はS席、ピアノの手がとてもよく見える最上の席だった。
指揮者はマリオ・コシック、スマートな指揮だった。
ピアニストはお母さんがショパンコンクール2位、お父さんはピアニストで指揮者という家庭に育った23才の青年。若々しいそれでいて繊細な演奏は、とても素晴らしかった。


「新世界より」は、作曲者と同じ民族の血が流れている指揮者とオーケストラに寄る演奏で、とても情感が溢れていた。今までになく素晴らしい「新世界より」だった。
素晴らしいコンサートが終わりました。出口で、若いご夫婦に紹介される。ご主人はチェコ人だとか、招待券を下さった友人が、そのチェコ人の男性に、お国の人に会いに行きましょう。と、楽屋口へ連れて行ってくれた。そこで、指揮者のマリオ・コシック氏に会う。素敵な演奏をありがとう、とお礼を伝える。

この会場はとても気に入ったので、また来年も来たいとのコメントだったと、教えていただく。明日は福岡で演奏のために、楽団員は大型バス二台で発たれた。
その後、竹町の天麩羅屋「えび福」へ行く。ご主人は友人の同級生だとか。きれいなお店、
大分名物のとり天定食を頂く。今日のコンサートの感想などしゃべりながら、楽しい時間を過ごした。
招待券を下さった友達、ありがとう。声をかけてくれた友人ありがとう。そして、チェコ語でお話をしてくださった若いご夫婦、ありがとう。おいしいとり天をありがとう。

たくさんのありがとうの一日でした。