2010年8月18日:秋を探して、久住・阿蘇路
今日は久し振りに阿蘇路を走りました。はじめ、キリで霞んでいた山々も、陽が高くなるに連れて、だんだんはっきりと見えるようになりました。阿蘇の外輪山からの眺めです。
牧場では、牛さんが、おいしそうに草を食んでいます。阿蘇の高原は、下界より10度近く気温が違います。とても爽やかな風が吹いています。
阿蘇の赤牛、豊後の黒牛、と言いますが、この牧場には、両方の牛が仲良く居ます。口てい疫の時は、静かだった牧場も、終息宣言が出た今は、たくさんの牛が牧草をおいしそうに食べていました。
立秋はとっくに過ぎたのに、まだまだ暑い夏です。モクモクと真っ白な入道雲のような雲が出てきました。熊本の町へ入ってきて、だんだん暑くなってきました。
今日は熊本友の家にきました。窓辺に真っ白のお花、百日紅でしょうか?何とも涼しげです。
夕方の5時ごろ、会議を終えて帰る頃から物凄い熱雷に土砂降りの雨、煙って前も良く見えない阿蘇路を必死で走りました。外輪山を越える頃には、ウソのように雨も上がり、また明るくなりました。
久住高原まで帰ってきました。ここからわが家までは1時間ですが、何となくホッとします。まだまだ明るい夕暮れです。ちょっと休憩です。
可愛いヒゴタイの花が咲いていました。とても貴重な阿蘇の花ですが、今は久住でも、大事にされています。紫色のポンポンのような可愛い花、でも、葉はあざみのようで、トゲが痛いです。環境庁の絶滅危惧種になっている貴重な花です。
久住ワイナリーのブドウ畑です。この葡萄からおいしいワインがここで造られます。

すっかり宵闇に包まれ涼しくなった道をまた走って帰りました。どことなく秋を感じる高原の道でした。