2009年9月27日:炭酸水を汲みに
のどかな黄色い列車の走る久大線添いの国道210号線を走って、今から黒岳の方へ向かいます。
210線を阿蘇野の方へ向かうと、今度は長閑な田んぼが広がります。コスモスに美しく彩られた田んぼ。
また、棚田のアクセサリーは真っ赤な彼岸花です。
民家も途絶えて、道は細くなり、ドンドンと、渓谷沿いの道を山の方へ登って行きます。急に空気も冷たくなりました。
全国名湯100選、全国名水100選(男池湧水群)元祖白水鉱泉湧出源:旅館黒嶽荘の入り口です。
入って突き当りを登っていくと、前岳、中岳を経て黒岳への登山口です。昔、黒岳からここへ降りてきたことがあります。とても険しい道でした。
ここでおいしいソーメンが食べられると聞いて、早速、注文をしました。流しには、底から噴き上げる水の溢れているボールが並んでいます。コップですくって水を飲んでみたら、炭酸水でした。
ボールの底からは絶えず、炭酸水が噴出しています。そこへソーメンを入れたざるを漬け込んで、冷やしソーメンです。
とても冷たくて、柚子こしょうと一緒に食べるソーメンはとてもおいしいです。
空気も冷たく、炭酸水も冷たく、震えるほど寒くなってきました。これはもう今年最後のソーメンですね。
これは何でしょう。炭酸水に浸かったソーメンを入れたざるに出来た炭酸の泡です。
すぐ傍の水槽では、エノハが元気に泳いでいます。エノハの塩焼きを注文しました。
カボスを枕にしてエノハの塩焼きが出てきました。とてもおいしかったです。
その後、持ってきたボトルに炭酸水を詰めて持ち帰りました。毎日、健康のために飲みます。体に良いそうです。
時雨の降る静かな山里を下って帰りました。我が家はまだまだ暑かったです。