2009年9月9-10日:沖縄友の会創立35年記念例会
9日、福岡空港を昼前に飛び立った飛行機は九州を南下、南西諸島の島々の浮かぶ太平洋の上を順調に飛び、沖縄空港に無事に着陸しました。
沖縄友の会の総リーダーさんと、副リーダーさんが出迎えてくださって、少し遅いランチへ案内して下さる。
首里城の近くの「ラ・フォンテ」
ここは琉球王朝最期の国王尚泰の四男の松山尚順の屋敷跡、まつやま御殿跡(まつやまウドゥン跡)松山御殿の屋敷は沖縄戦で消失、レストランの窓からは、屋敷跡の樹木や石垣が見られる素敵な場所でした。
こちらはお隣のテーブルの若い女性にとお店が作られたデザートプレート。お一人が誕生日なんだそうです。
うれしいですね。こんなおもてなしは。
レストランの入り口の石垣にはこんな根っこが出ていました。上に目をやるとさわさわと木陰を作る大樹になってました。
ホテルへ連れてきてもらいました。
入り口には、シーサーが睨んでいますが、愛嬌があって、可愛い顔をしています。
広々としたロビーは、外の暑さを感じさせない、空間になっています。
お部屋の飾りは、紅型染めで、沖縄に来ている!と感じさせてくれます。
ここは首里城の近くの高台です。ホテルの部屋の窓からは、沖縄の青い空、白い建物、はるかむこうには、海がかすかに望めます。
日中の沖縄はカーと照りつける太陽でクラクラします。しばらく、室内で休憩です。夕方に友の会のお友達が迎えに来て下さって、車で少し北へ走りました。
夕日の沈む残波ビーチを見ながら、嘉手納空軍基地の見える所まで来ました。夜も轟音を発して、軍用飛行機が飛び立っています。
友の会の方が開いておられる琉球料理のお店「ざきみ」へ案内して頂きました。

今回は、昨年と違って、お惣菜料理にしてみました。とのことですが、夏の食材を上手に生かしてとってもおいしいお料理です。
素朴で、でも、心と手が十分に注がれて、体にも本当に良いな、と思うお料理です。

手前右は「ソーキ(あばら)汁)水色のガラス皿にはへちまの酢味噌和えにスーチカー(豚の塩漬け写ってないです)小鉢は、左がジーマミー(ピーナッツ豆腐)、ゴーヤの白和え、もずく、セロリときゅうりのピクルス
デザートはピンク色をしたガアバのゼリーにドラゴンフルーツ
そして写真は島バナナ、小さいけれど、黒点も出ているけれど、それがとってもおいしんだそうです。
10日

昨日は、珍しい琉球料理を食べ過ぎてしまいました。お野菜やフルーツ中心の朝ごはんにしました。
シークァーサー入りのオレンジジュースが珍しいです。
朝食レストランの窓の外には、珍しい熱帯の花が美しい!鳳凰木(ホウオウボク)いかにも優雅な花です。
ホテルのロビーで朝市が開かれていました。
昨夜の食材も売ってました。
左上からドラゴンフルーツ、パパイヤ、島バナナ
下段左からグアバ(多分)へちま、バナナです。手前の袋に入った小さな緑の玉がシークァーサーです。
さすが亜熱帯の沖縄です。ロビーのお花が見事です。
9時半にホテルを出て、セブンスデーアドベンチスト首里教会へ行きました。
多くの沖縄友の会員が集まられて、11時から沖縄友の会創立35周年記念例会が始まりました。
婦人之友の愛読者が昭和49年沖縄友の会を発足させました。その中心になられた城間みどりさん(85才)もとてもお元気で、当時のお話をして下さいました。
他に、当時からの会員さんが次々とお話をして下さる。
最期に総リーダの真玉橋さんの挨拶です。私からもお祝いを、
子どもを連れた会員、働き盛りの年代の人たち、創立に関わられた人たち、様々な年齢で構成された沖縄友の会がこれからも発展することを祈ります。
会員の皆さんが力を合わせて作られた琉球料理をご一緒に頂きます。
赤飯、ゴーヤの梅酢漬け、そーめん汁、ラフテー、うじら豆腐、昆布巻き、カマボコ、スンシーイリナー、ジーマーミー豆腐、煮梅、あま菓子

琉球料理の勉強を始めて10年の皆さんのお料理はとてもおいしかったです。
閉会のあとも、皆さんとのお話がとても楽しかったです。
城間さんがこの夏に作られた、端布を継いだひざかけが余りにも見事で、広げて見せて頂きました。
  
今日のテーブルを飾ったお花です。どれも野の花と伺い、暑い沖縄の野に咲く、爽やかなお花に見とれました。
その後、友の会の皆さんが空港まで送ってくださった。時間があったので、友の会のこと、今のこと、これからのことなど、たくさんお話をして有意義な時間となりました。
慌しい一泊二日の沖縄でしたが、友の会の創立を祝し、大勢の会員の皆さんとお話が出来たことはとてもうれしいことでした。

おみやげはちんすこう(塩味と、伝統味)そして、伝統菓の冬瓜とミカンの砂糖漬、夫々においしく頂きました。