2009年2月25-26日:九州部中高年の集まり
福岡で開かれる「九州部中高年の集まり」に大分から7人が参加しました。
大分駅からJRで小倉を通り、博多駅へ。車中で駅弁を食べ、修学旅行みたいです。
博多駅から会場のホテルまでバスに乗ることにしました。バス停前の道路には、福岡国際マラソンの歴代の優勝者の足型とサインが埋め込まれています。

これは、第10回1956年優勝山田敬蔵さんです。2時間25分15秒、
第11回大会(1957年)優勝廣島倉夫さんの足型とサインです。2時間21分40秒、案外足が小さいなと思います。しかし、土踏まずがとってもしっかりとありますね。
バス停では、長崎からの出席者の方々とご一緒になりました。会場の山の上ホテルに着きました。
ロビーには、九州各地から大勢が集まって受付を待っていました。そして、あちこちで、既に交流が始まっています。
受付を済ませお部屋へ入りました。高台にあるホテル、部屋は10階、窓からは福岡の景色がとてもよく見えます。福岡タワーの向こうには海が広がっています。
その後、会場のホールで展示を手伝いました。福岡友の会の会員さんが大事にしておられた昭和12年から40年までの「友の新聞」です。戦争中の2-3年は途切れていました。
「九州部中高年の集まり」が始まりました。福岡友の会の松田さんの礼拝、「囚われざる生活」~思想しつつ生活しつつ上~その後、各地出席者の紹介と、各地の活動の様子を聞き合いました。
今回の集まりには、40代から90代まで約180人が集まりました。最高齢の出席者は熊本友の会の仲井さんです、93歳とは思えないお元気さで励まされます。
夕食です。別府友の会、大牟田友の会の皆さんと一緒の席でした。友の会の様子をお互い話しながら、きれいなお料理を頂きました。
博多名物の鶏の水炊き、しらうおの入った茶碗蒸しなど珍しいお味でした。
その後、各地の展示を見ました。
今回の展示のテーマは「永年友の会で作り続けている作品」です。これは、長崎友の会のひざ掛けです。スモックエプロンの端布を活用して、老人施設に贈っています。
久留米友の会の150年前の藍染を使った作品です。藍染、久留米絣の本場です。見事な藍染布の活用です。
大分友の会の布ボールです。もう20数年作り続けています。友愛セールに託児のおもちゃに、そして、今は会員の産婦人科で生まれた赤ちゃんへのプレゼントにも使われています。
北九州友の会のシルクスクリーンの作品・タペストリーです。20数年前から工芸の勉強が盛んです。これは共同作品で、友の家の玄関でお客様を迎える時に掲げられます。
色の変わってしまっている友の新聞も大勢が興味深く読んでいます。昭和5年に創立された全国友の会は来年創立80年を迎えます。
先輩の皆さんの活躍の記事がうれしい新聞です。
26日

二日めの朝です。朝食は「おきうと」や「辛子明太子」など、博多らしいお料理でした。
二日目の礼拝は「生活の隠れたる部分」~思想しつつ生活しつつ上~久留米友の会の高島さんでした。
見えないものを大切にすること、そして私たちの培うべき根元は
 身を低くして心の目を開く
 人をそのまま受け入れる
 人を許すこと、人を愛すること
80年に向って神様から頂いた恵みを多くの人と分かち合いたい、心に染みる礼拝をして頂きました。
その後、「豊かな心で簡素な生活」と題して各地から4人の方が話されました。
大分からも山田英子さんが、話されました。どなたも、ご自分の持てるものを惜しげもなく友の会に、社会にと差し出しておられるお話でした。
素晴らしい友の会の先輩の皆様のお話を一杯伺うことが出来て、とても元気と希望を頂きました。
久しぶりに会う方々とも、挨拶。また数年後の集まりでは元気にお会いしたいと思いました。

最後に大分からの出席者で記念写真を写しました。
帰りもまたJRで二日間の感想を話し合ったりしながら楽しく帰りました。窓の外にはもう菜の花が美しく咲いていました。もう春ですね。