2009年1月15日:雪の由布岳と「日韓友情のポシャギ展」
朝、7時31分、太陽の光が雲と雪肌に当たって、とても美しい姿になっている由布岳です。
今日はとても冷えていますが、高速道路は快適に走ります。
高速バスに乗って、福岡へ行きます。
雪がいっぱいに積もった由布岳の勇士です。
山々に囲まれた田んぼと集落も、雪がうっすらと積もっています。
友の会の会議を終えて、韓国観光公社福岡支社に「第3回日韓友情のポシャギ展」を見にきました。日韓国交正常化40周年を記念して2005年に始められて日韓友情のポシャギ展が今年も開かれました。小さなはぎれも大切にする心、家族への愛の篭められた韓国の手仕事文化であるポシャギは、日本人にも愛好者が増えています。日韓の有志が作ったポシャギを繋ぎ合わせて、大きなポシャギに仕立てました。第二回の様子はこちらです。

展示は韓国の衣、食、住生活全般に影響を残している中国の陰陽五行説から出た五方色にまとめてある。黄は、「土」宇宙の中心、高貴な色、青は、「木」春の色で東、創造、生命、新生の象徴、白は「金」西の色、潔白、真実、純潔を意味する赤は「火」南の色、太陽、火、地など生成と創造、情熱と愛情、積極性を意味する、黒は「水」北の色、人間の知恵。

ここ観光公社の教室で作品つくりをしている皆さんの作品です。可愛い色合いが美しいです。

韓国のパッチワークとも呼ばれるポシャギとは、風呂敷のことです。

韓服を仕立てた残りの布、古着の布を集めて作ったチョガッポを日本では一般的にポシャギとよんでいます。

世界的に珍しいのが、一重のポシャギ。はぎ合わせた所とそうでない所との陰影が美しい。
一針一針長寿への願いを込めて布を継ぎ足していく、心を篭めて縫い上げることで招福へ通じると信じ母から娘へ受け継いできました。
帰る時には、カレンダーを頂きました。
1626年に完成した京畿道の南漢山城の写真の1月カレンダー
美しい韓服の女性の2月のカレンダー
1月26日の下に、1/1と書いてあります。韓国の元旦です。このカレンダーは、日本の暦と、韓国の暦の両方がわかるようになっています。