2006年10月17日:秋の高原を一路熊本友の家竣工式へ

晴天が続いています、今日も気持ち良い秋の空です。
久住連山、すすきの野原を見ながらの快適なドライブで熊本友の家に着きました。
熊本友の会の永年の夢であった友の家建替えが完了。一階は友の会、二階は幼児生活団が主に使います。
今日は竣工式です。
自然の素材を使って、環境を考えて、との思いで出来上がった友の家は、太陽光パネルが屋根一面に取り付けてあります。
玄関ホールの右は調理場へ、正面は大会議室へ、左は事務室・売店、そして二階への階段が配置されています。

お祝いのお花と壁には友の会創立者羽仁もと子書「思想しつつ生活しつつ祈りつつ」が掲げられています。
その左には『地球にやさしい太陽光発電システム」のパネルです。上から「今の温度」「今出来ている電気の力(kw)」「「今月できた電気の力(kwh)」
二階から降りてくる生活団の子どもにもわかるようにやさしい言葉で書いてあります。パネルの図案は子どもたちの描いた鳩小屋です。
竣工式開始までの時間を二階に案内されました。ここは幼児生活団の部屋になっています。手前が入り口のテラス、右手前は指導者室、階段、そして右奥は台所になっています。
子どもたちはテラスから出入りします。下の運動場には鳩小屋があります。
幼児生活団の台所をハッチ越しに見ています。子どもに合わせてハッチは低く作ってありました。
1階の大ホールの正面には熊本友の会の今年のテーマが掲げられています。ホールは例会をしたり、3つにしきって会議室に使うことも出来るように工夫されていました。
竣工式に続いて祝会が執り行われました。熊本友の会の皆さんが3年にわたって研究してこられたお料理が詰まっていました。
松花堂弁当の向こうには和菓子「葡萄の木」が角皿に盛られていました。ヨハネ福音書より「わたしは葡萄の木、あなたがたはその枝である」一粒ずつ頂きました。

←お弁当にマウスをあてて見て下さい。
テーブルに敷かれたクロスは熊本友の会高年グループの皆さんが作られた刺繍のクロスです。右は生活団の子どもたちの絵を刺繍したクロスです。
熊本友の会75年の歴史と、現在の元気を感じることの出来た竣工式でした。

この気持ちの良い友の家をまた訪れたいと思いながら、帰ってきました。
途中、阿蘇の五岳が午後の陽に刻々と色を変える様子を眺めながら、休憩、深まる秋に紅色になったどうだんを見たり、
枯れススキのやまなみハイウエィを快適に走りました。
牧草を刈って冬支度のしてある牧場。
熊本と大分の県境あたりの牧場には、肥後の赤牛と豊後の黒牛が仲良く草を食んでいました。
熊本友の会竣工式次第

「竣工式」
礼拝 
建設経過報告
感謝状贈呈
全国衣友の会よりお祝いと祝辞
お祝いの言葉
お礼の言葉
お祝いのうた

「祝会」
食前の祈り
乾杯
お祝いの言葉
野の花の姿
閉会の言葉
「記念撮影」




献立
食前酒:赤ワイン

松花堂
・紅白なます 水前寺海苔
・サーモン柿寿司 貝柱塩焼
いか黄金焼 蓬麩串田楽
白花豆甘煮
・さわら味噌幽庵焼
芥子蓮根 厚焼卵 煮梅
海老しんびき粉揚げ
・肥後牛耶八幡巻き 高野豆腐
南瓜 人参 里芋 椎茸 きぬさやの炊合わせ
・扇面物相赤飯
菊花 しめじ 青なのお浸し
阿蘇高菜 大根漬

お吸物:鶏団子入り紅白白玉丸 紅葉麩 ずいき 柚子

お菓子:葡萄の木
今日の出席

日本福音ルーテル熊本教会牧師、
全国友の会振興財団理事長、
九州部中央委員、
来夢建築設計事務所取締社長、
八代工業高等専門学校助教授
和久田建設代表取締役社長、営業副本部長、工事主任、
サンシャイン九州本部、
飯村光敏公認会計士事務所、
隣保班長、
九州部9友の会総リーダー、
熊本友の会歴代総リーダー、
幼児生活団設立時指導者、
今年度総リーダー、委員会メンバー


熊本友の会竣工式記念会は、10月10日に100人ほどの方が集われ行われたそうです。本当におめでとうございます。