2005年7月2日:八女郡星野村・お茶を尋ねて
先日、友達になった八女の方から誘われて出かけました。空梅雨が続いていましたが、今日は豪雨になりましたが高速を走って行きました。
八女というとお茶所、その中でも高級茶で知られる星野村の「茶の文化館」にきました。
世界のお茶の展示がとても興味深かった。
パネルと実物展示でよくわかりました。こちらは世界のお茶の産地の地図です。写真をクリックすると大きくなります。
世界のお茶の展示から、南米のマテ茶の道具
中国茶と茶器の展示
お茶の消費量の8割を占めるのが紅茶、紅茶の等級は・フラワリーオレンジペコ、オレンジペコ、ペコ、スーチョン、ペコスーチョンと言うそうです。
今日、一緒に出かけた野浦さんは、紅茶のコーデユネーターです。とても熱心に展示を見ています。
質・量ともに日本一と言われる星野茶です。ここではおいしい玉露が頂けます。写真をクリックすると説明文が出てきます。
「しずく茶」といいます。あまい和菓子と一緒に出てきました。
お湯飲みの蓋をずらして傾けると、ほんの少しお茶が出てきます。このしずくを飲むのが「しずく茶」です。甘いお茶、豊かな香りが口中にフアーとひろがります。
湯冷ましに入れてある60度位のお湯を20ccほど注いで1分ほど、休めてまた味わいます。
こうして四煎目まで位、味わえます。その後は、酢醤油を入れて、茶葉を食べます。柔らかくて、お野菜か、海草のような味わいでおいしく食べました。
上は今日、誘ってくださった八女の野田さんと、幼友達の北九州在住の牛嶋さん、
もう一品は、お抹茶セットでした。こちらもまろやかな味がとてもおいしかったです。
しずく茶を知らなかった私達に、お茶の飲み方をとても丁寧に教えてくださった係の方です。

文化館の前の谷を隔てた向こうは美しい棚田の景色でした。星野村はまた棚田の村としても有名です。

お茶を味わいながら見る窓の外は、竹やぶが雨にぬれてとても美しい。
文化館の外にはお茶畑が広がっていました。
今度は、八女郡上陽町にきました。ここはまた上陽茶があります。
ここのお茶ソフトクリームがとってもおいしいと野田さん推薦です。本当にさっぱりした喉越しでおいしかったです。
窓越しに見えるのは、石橋です。
今日は思い立って高速道路を走ってきた八女でしたが、楽しいおしゃべりと、おいしいお茶と美しい里山の景色に出会えてとても良かったです。