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2005年1月15―16日:南へ
都城に用事があって、やってきました。通過した事は何度もあるのに、降り立つのは初めての都城駅でした。
駅の側のホテルの窓から見た景色、周囲を山に囲まれた都城の冬は随分寒さが厳しいそうです。
翌朝7時の都城です。空気はピンと張り詰めて、刺すように冷たい空気でした。
鹿児島に向かう列車の窓から頂上が雪で白い霧島連山が見えます。
錦江湾を隔てて、雪の山が見えてきました。ちょっとびっくり!雪の桜島です。
鹿児島駅で友達と別れました。
昔、行った事がある桜島にまた行きたくなりました。

小雨の中、フェリーに乗りました。
桜島への途中で、鹿児島フェリーターミナルへの船とすれ違いました。
大きくて快適な乗り心地のフェリーは15分で到着です、今日は雨模様で、雲が多く、桜島がはっきりと見えなくてとても残念です。
フェリーを降りてから、バスターミナルで、観光バスを待ちました。
日本語、英語、ハングル、中国語と書いてあります。
観光バスに乗って、走り出すと、雨が上がり、真っ青な空一杯に大きな虹がかかりました。とても気持の良いスタートです。

湯之平展望台にきました。雪の南岳が真後ろに迫っています。
桜島の雪景色は1年に10回あるかないかの珍しい景色だとか、とっても寒いです。

過去、何度かの大噴火で流れ出た溶岩の様子を描いた地図です。
白い建物は京大火山観測所です。今は比較的小康状態ですが、絶えず観測データを送信しているそうです。
鹿児島市営定期観光バスには、噴煙を上げる桜島が描かれています。
バスに乗り、桜島を一周します。
大正3年の大噴火で埋没した黒神の鳥居です。高さ3mあったそうですが、今は1mが出ているだけ、恐ろしい光景です。
火山灰地に適した桜島大根の畑です。
今が収穫時のようで私の頭くらいもある桜島大根が置いてありました。
溶岩原の不思議な形をした溶岩の数々は、噴火の恐ろしさを物語っています。
島を一周してフェリーでまた鹿児島本島に戻ってきました。活火山の桜島はいつまた噴火するか分かりません。昨年は恐ろしい災害が続きました、桜島の噴火の度に、多くの犠牲者が出たことを思いますと、防災意識の大切さを思います。

これは市役所です。
この建物は「山形屋デパート」です。とても風格のある立派な建物だと思いました。
定期観光バスの終点の鹿児島中央駅に着きました。新幹線開通に伴い改築された駅です。
複合商業施設が隣接したモダンな駅です。背後には大きな観覧車が回っていました。
こんなショーケースを見つけました。鹿児島県内の焼酎がいろいろ並んでいました。
昼食には、鹿児島名物のきびなごのお刺身を食べました。おいしかった!

また桜島に見送られながら、鹿児島中央駅から列車に乗って、大分まで帰りました。5時間半の旅でした。