English
2004年6月27日:田中周子さんとセーター人形を作りましょう
別府市の朝日大平山公民館です。梅雨の雨が激しく降っていますり。今日は、「文庫もくもく」の主催で、「セーター人形を作ろう」という講習会です。講師は全国友の会の田中周子さんです
別府と大分の友の会にも、案内が来ましたので、喜んで参加しました。
講師の田中さんとかわいいセーター人形です。
長年、愛用したセーターを利用して作るせーター人形は田中さんの子どもさんの「ちゃんと座る人形が欲しいな」という声から生まれたそうです。
今日はお人形のパーツをたくさん裁断して用意して下さっています。夫々にお気に入りの色をもらって、早速制作にかかります。
こちらのテーブルは別府友の会の皆さんです。
大分からは、おばあちゃんとお孫さんが一緒に参加、一生懸命縫い上げました。
手、足、胴体、頭、と縫い上げます、そして、頭に綿を入れるときは、指を使ってくるくると巻いていきますよ、とコツを丁寧に説明して下さっています。
手足には、小豆を入れ、胴体には綿と小豆を入れて座り良く仕上げます。だいぶん出来上がってきました。
いろいろ手を使って楽しいものを生み出しておられる田中さんです。フエルトの少しの切れ端で、こんなかわいいボックスが。これは糸くず入れとして、テーブルに置いて仕事をすると良いですよ、と貸して下さっています。
私はリリアン編みも教えて頂きました。牛乳パックを利用してグルグルと編むと筒型のマフラーが出来上がります。
昼食をはさんで、午後2時過ぎには私たち大分友の会員もセーター人形が出来上がりました。田中さんと記念写真。
文庫もくもくの代表の葛城さんのご挨拶。昨年の記念講演会で知った子どものおもちゃの中から是非、セーター人形を学びたいと今日の企画になったとか。託児もあり、お母さん達も集中して作ることが出来ました。

同じ型紙から作っても、作り手によってこんなに様々な表情のお人形になります。
とても楽しい時間でした。
田中周子さんプロフィール
1958年自由学園卒業後、8年間、その幼児生活団・初等部の教育に携わり、美術指導にあたる。子どもの生活手仕事をテーマに執筆、講座、後援活動を続けている。お座りできるセーター人形の生みの親。
文責:永野Mie