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2003年7月27日:第29回ゆふいん音楽祭の記録その8
ゆふいん音楽祭:フィナーレコンサート
気持ちの良い湯布院の朝です。

昔の農具を上手に活用してたくさんのハーブが育っています。
青葉の美しい湯布院のお庭。今日も素敵な日になりそうな予感がします。
ゆふいん音楽祭も最終日になりました。最終日恒例の「ティーパーティー」の準備をします。
湯布院の皆さんが協賛して下さって名物をたくさん提供してくださいます。お客様はコーヒー、シソジュース、ワインで楽しまれます。

リコーダー、ヴィオラダガンバ、チェンバロの演奏
ピアノソナタ

ピアノ五重奏曲

2003年7月27日:ゆふいん音楽祭:フェアウエルパーティー
夜は亀の井別荘湯の岳庵で「フェアウエルパーティー」です。
観光協会の皆さんが焼肉の準備をして下さっています。
飲み物、グラスもずらりと並びました。
演奏家、スタッフもリラックス。
チェンバロの調律をされる中村さん、大分の永野Ken,中世音楽の竹井成美さん、湯布院の佐藤さん。
私は竹井さんから、サイン入りCDを頂きました。とってもうれしかった、ありがとうございます。
湯の岳庵の中庭に見事な花が活けられました。下には、「アトリエとき」さんからの植木鉢が飾られました。
お庭のあちこちに置かれたテーブルにはおいしいお料理が並びました。
毎年、駆けつけて下さるボランティアスタッフからの差し入れ。左は広島からのちくわ、中央は富山の大スイカ、右は、湯布院のうなぎ。
ずらりと串にさして並んだ鮎、見事ですね。
さあ、フェアウエルパーティーの始まりです。
音楽祭代表の溝口薫平さんの挨拶です。
演奏家の皆さん、地元の皆さん、ボランティアの皆さんのお陰で、29回も無事に終わりました。
湯布院町助役志手さんの発声で乾杯です。
音楽祭実行委員長の加藤さん、初代音楽監督の岸辺さん、東京から駆けつけて下さった渡辺さん、井原さんたちも笑顔で乾杯!
演奏家の皆さんが挨拶をして下さっています。リコーダーの山岡さんにビオラダガンバの平尾さん。
ヴァイオリンの川田さん、玉井さん、ヴィオラの百武さん。
チェロの山崎伸子さんです。

来年は30回を迎えるゆふいん音楽祭です。今夜は大事な発表がありました。
地震で沈み込んだ湯布院を何とか元気付けようと岸辺百々雄さんを中心に始まった「星空の下のコンサート」がこの「ゆふいん音楽祭」の始まりです。
初代音楽監督は岸辺さん、その後、黒沼俊夫さんに引き継がれ、没後、音楽監督を10年間続けられた河野文昭さんがこの度勇退。
次回からは、湯布院町在住の小林道夫さんが「総合アドヴァイザー」として音楽祭のディレクションを行われることになりました。
今までのご活躍に感謝してボランティアスタッフが河野さんを胴上げしました。
また、大スイカの包丁入れも河野さんにして頂きました。
真っ赤なスイカは大勢のお腹にあっという間に入りました。おいしかったです。
湯の岳庵でのフェアウエルパーティーの後は、演奏家の宿舎で二次会です。
演奏家、スタッフ、町の人たちが一緒になって夜遅くまで、おしゃべりをしました。
ここでも、河野文昭さんにお疲れ様の拍手が贈られました。
演奏家の皆さん、また、湯布院で素敵な演奏をして下さいね。
    第29回ゆふいん音楽祭の記録

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文責:永野