2001年12月3日:北九州友の会Winter Concert 「黒沼ユリ子」 |
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今日は北九州友の会主催の「黒沼ユリ子ヴァイオリンコンサート」に参加するためにお昼頃、車で自宅を出発しました。 | |
時間はたっぷりあるので国道10号線をトコトコと走って行きます。 赤いフェンスの宇佐神宮の駐車場を過ぎて、、、 |
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中津市も通り過ぎて、、 | |
おもしろい看板が目につきました。 「道の駅しんよしとみ遺跡前」とかいてあります。 |
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案内板には、この前に広がる田んぼには、国指定の史跡「大の瀬官衙遺跡」があると書いてあります。奈良時代の衙政庁の遺跡としては保存状態もよく律令期の地方官衙の一形態を示す貴重な遺跡とのことです。 | |
ユニークな建物が並び、特産品の陳列、販売、休憩所、交流館、軽食堂などになっています。 ここで私は遅い昼食を食べました。 |
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特産品売り場で目についたのは、最近少なくなったと言われている「めだか」でした。ガラスのびんに入って売られていました。 | |
道の駅で休憩の後も快調に車は走って、目的の小倉市民会館に3時ごろ着きました。 | |
大きな市民会館の建物の前には、今夜のコンサートのポスターがたくさん並んでいました。 | |
開場は夕方6時半ですが、既にロビーでは北九州友の会の皆さんが集まって準備を始めています。友の会の紹介パネルも立ちました。 また、ホールではリハーサルが行われていましたので、私も係りの方々と一緒に聞かせて頂きました。 |
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働いている皆さんの邪魔をしないように、外へ出ました。私も以前、この北九州市に住んでいましたので、懐かしい小倉の町です。 ホールを出ると、イチョウが黄金色に輝き、目の前に北九州市役所が建っています。 |
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市役所の側には、紫川が流れています。そこにかかる「太陽の橋」の歩道のモザイク模様です。 | |
橋を渡ると、小倉一の繁華街になります。そこからの眺め。 紫川には市役所と、小倉城という対照的な建物が影を落としています。 |
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小倉城のある勝山公園に行きました。1602年に細川氏によって築かれた小倉城は小笠原氏の居城となりました。平成2年にはハイテクを駆使した城に生まれ変わっています。道路を隔ててあるユニークな建物は磯崎新設計の市立歴史博物館と中央図書館です。 | |
勝山公園内にある松本清張記念館に行きました。北九州市出身の作家、松本清張氏の「人と作品」を資料と映像で紹介・展示している記念館は、作家が最後まで住んでいた東京の家がそっくり再現されていて、数多い蔵書などに圧倒されました。 | |
市役所の横のプロムナードの木々のイルミネーションが輝く頃、私はまた音楽会の会場に戻ってきました。 | |
丁度、北九州友の会の実務の集まりの最中でした。たくさんのお客様を迎えるための注意点などの説明がありました。 | |
黒沼ユリ子さんの著書などを販売する書籍売り場も準備が整いました。 | |
お客様も集まってこられました。私も外へ出て、行列に加わりました。 以前、住んでいた頃のたくさんの懐かしい友達に会えてとてもうれしかったです。6時半の開場です。 |
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ステージは12月のコンサートらしくクリスマスのポインセチアがたくさん並んでいます。 | |
プログラムは三部構成。第一部は黒沼ユリ子さんのお話、メキシコ在住の黒沼さんの音楽大好き、メキシコ大好きの熱いお話でした。第二部は若き日にプラハで勉強をした黒沼さんの大好きな作曲家ベンダの曲など、第三部はメキシコの作曲家ポンセの小品などどれも素敵な演奏でした。 ヴァイオリンの透明な音色の余韻に浸りながら、小雨の道を大分まで車を走らせました。 |