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2001年5月20日:中谷氏秘蔵のSPレコード鑑賞会
大勢が覗き込んでいるのは、中谷健太郎氏秘蔵の蓄音機です。ここは亀の井別荘の談話室です。
尾野さんをお見送りした後、ばったりと出会った中谷氏が「今からSPレコードをかけますので、良かったらどうぞ、」と言ってくださったのでした。

大きなラッパのついた蓄音機です。 
この談話室は暖炉があるとても素適なお部屋です。中谷氏の古いお友達の田中氏たちとご一緒にSPレコードを聞かせて頂きました。
今では貴重な竹針を使うと言われたので、写真を撮らせてもらいました。

まず、竹をシャープに斜めに切ります。

そして、竹針を差し込みます。(写真をクリックすると竹針が拡大されます)

そしてSP盤の上に静かに落します。
そうして聞く曲は、甘い歌声の愛の歌だったり、フレッドアステアの「踊らん哉」Shall we dance ?のことですね。

中谷氏に説明をして頂きながら聞いています。
窓の外は美しい新緑、そして、部屋の中は素晴らしい歌声が大きなラッパから響いて来るまさに至福の時でした。

中谷さん、本当にありがとうございました。
お暇をして暫く湯布院の町を散策、田植えの終った田が広がっています。
大分に来たら、温泉に入って頂きたいと「山水館」にやってきました。
温泉からの由布岳の眺めが素晴らしかったので、デジカメを持ち込んでしまいました。
打たせ湯はバラの花を一杯に詰め込んだ袋が浮かせてあるローズバスになっていました。


今日は、楽しいことが一杯あった湯布院でした。
続く

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