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2001年4月5日:緒方町へチューリップを見に行く
今日は素晴らしい青空、朝、埃と黄砂で汚れた車をきれいにして、
「さあ、出かけよう」

我が家を出て国道10号線を走り、犬飼町を57号線へ、そしてすぐに左折、三重町を抜けて春の奥豊後路を車は快調に走ります。

大きな天狗さんが出てきました。清川村に古くから伝わる(1449年が起源と書かれています)
御嶽流神楽(大分県指定無形民俗文化財)の猿田彦尊です。
日本神話の天孫降臨の時に道案内をしたのがこの猿田彦尊ということで今では「道祖神」として親しまれているので、この地を訪れる人の道案内と道中の安全の祈願をこめて建立されたモニュメントだそうです。

とっても大きくてびっくり、そして太鼓も叩くとちゃんとドンドンといい音がするんですよ。
国道502号線沿いにある清川村の「里の駅」です。

サクラがきれいに咲いてとてものどかです。きっとこの猿田彦尊が守ってくれているからなんでしょうか。
海柘榴市(つばきいち)と言う名店舗の中の1軒板井プリントショップさんにこんな看板があり、観光地図を頂くことが出来ました。
さあ、今日の目当ては原尻の滝とチューリップです。こんな標識も出てきてもうすぐですね。
さあ、とうとう原尻の滝にやってきました。入り口には「今日のチューリップ八分咲き」と書いてあります。ウイークディということで中まで車を入れることが出来ました。

4月7日から20日までチューリップフェスタ2001が開かれます。今年のテーマは「華の波」だそうです。

良いお天気とチューリップに誘われて近くの幼稚園から遠足に来ていました。かわいい元気な子どもたちです。

きれいに仕切られてチューリップが植えられています。満開、まだつぼみのものと
いろいろな種類、色々な色のチューリップが見事です。
真っ赤なチューリップは満開です。とってもきれいです。
たくさんのチューリップに私は大喜び、本当にきれいでうれしい!

ここは有名な「原尻の滝」のすぐ側です。「東洋のナイアガラ」とも言われる
滝です。阿蘇山の溶岩が作った不思議な景色。日本の滝百選にも入っています。
滝が良く見える吊り橋「滝見橋」がかかっています。しかし、ユラユラ揺れてちょっと恐い、スリル満点です。

吊り橋の右が滝、そして向こうはサクラが咲き、茶畑が広がる緒方平野です。
ようやく吊り橋を渡りました。そして滝の上にきました。川の中に大きな石の鳥居、八幡宮の鳥居です。

この穏やかな流れが、、、、
やがて、切り立った岩から滝となって落ちていきます。
幅120m、高さ20mの「原尻の滝」は馬蹄形をしています。時折、風で飛沫が頬に当たります。
近くで咲いていたかわいい「どうだんツツジ」の白い花。
ここは、滝の音がすぐそこに聞こえる道の駅「原尻の滝」にある物産館「滝の館」です、大分県内で最初に道の駅に登録された所です。地元で栽培されている美しい花や新鮮な野菜、加工品がたくさん並んでいます。またお食事も出来ます。
私達はテイクアウトでチューリップを見ながら食べました。目の下のチューリップをテレビ局のカメラマンの方が撮影をしています。色分けがとてもきれいまさしく今年のテーマ「華の波」です。
見ていてあんまりおいしそうで思わず買ってしまった「やき餅」中にはおいしいサツマ芋餡がたっぷり入っています。
こちらは緒方町のボランィアの方が、昔懐かしいムシロ編みの実演を見せています。お米が俵に入れられていた頃には農家の大事な仕事でしたが、今はとんと見る機会がありませんね。
サクラは今が丁度満開、サクラの木の下ではお弁当を広げる人たちがたくさん。時折の風でヒラヒラと花びらが散っています。
滝のすぐ側の藁屋根の茶屋の前には大きな水車が置かれています。
いつまで見ていても飽きない美しいチューリップです。

記念写真を写してもらいました。

珍しいチューリップがいろいろありました。
赤や黄色の八重咲きの花は、チューリップと言われなければ、ちょっとわかりませんね。
ここには30万球、90種類のチューリップが植えられているそうです。
さあ、もっともっと見ていたいチューリップですが、日差しがきつくて顔が真っ赤になりそう。

チューリップとお別れをするとすぐ竹田の町、岡城の石垣とサクラが見えます。


もう青空に鯉幟が泳いでいます。
途中、長湯温泉に寄りました。御前湯に浸かりながらお花見をしました。

ここ長湯温泉はドイツとの温泉交流が盛んです。廊下には、昔のドイツで使われていたバスルームが展示してありました。

温泉で疲れをとり、気持ちよくなって帰ってきました。素適な一日ドライブでした。

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