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2001年3月10日:おいしいパン屋さんを見つけました
一昨日、お友達のゆうさんから「おいしいパン屋さんを発見しました」というメールを頂き、早速今日は探検に行きました。緑ケ丘の住宅地の中にあるパン屋さんです。本通りを曲がると、白い椅子の置かれた素適なアプローチが目に飛び込んできます。

トレードマークのマスターの似顔絵が描かれた看板です。背の高いコックさんの帽子には
マスターのライフ・コンセプトのBON VIVANT(人生を楽しく)という言葉が書かれています。
とても明るいお店です、こんにちわ、と入って行くとマスターの明(あかり)研二さんが迎えて下さいました。早速、記念写真を、とお願いしましたら、遠慮して大きなパン釜のある工房に引っ込まれた奥様、とても素適な方です。
早速お店のパンを紹介して頂きました。これは堂々としたデニッシュ食パンです。
いつからパン屋さんですか?と聞きましたら、昨年の10月からですよ、とのこと。では、脱サラですか?と不躾な質問に気持ちよく答えて下さった。

大分の高校を卒業して東京、大阪に住みファッション関係の仕事を32年間、その関係で30数回、フランス・イタリアを中心にヨーロッパ各地を旅行、その都度、パン・ワインそしてチーズのおいしさに感激し、いつか機会があればパン工房を、、、、
こちらは、手前がルヴァン(ワインのこと)から作られた天然酵母とフランス産小麦粉ムール、海塩を使って焼き上げた フランス田舎パンのルヴァン・ナチュレルブール。

奥はライ麦をふんだんに使ったドイツの食パン、勿論、ルヴァン天然酵母と海塩を使っています。
一昨年、お友達の紹介で関西のとある本格的パン工房で修行するチャンスを得て、修練を重ね、昨春、大分に帰ってきて10月にこのパン工房を開業なさったとか。

工房推奨のバゲットです。フランス産の無農薬小麦粉、天然の海塩、本格モルトを使い、パリの街角のパン屋さんと同じ作り方、焼き方で仕上げてあります。
以前から好きだったというロートレックのポスターやワインを飾った素適なコーナーが出来ています。

ここでバゲットにクリームチーズなどつけて、ちょっとワインも、、、というスナック・コーナーでもあると楽しいですね。
色々とパンの説明を聞いたりしていましたら、お客様です。大きなデニッシュ食パンを買われています。「おいしいんですよ、時々買いにきます」と話されていました。
大きなパン釜のブザーが鳴りました。出てきたのは、香ばしく焼けたぶどうパンです。早速、籠に入って棚に並びました。
私も香ばしいパンを求め、店を出ました。

通りから見るショーウインドウです。あったかな雰囲気がとても素適な「パン工房あかり亭」さんです。
今日、私が求めたデニッシュ食パンとバゲット、そしておみやげに頂いたライ麦パンです。

夕食では早速、ライ麦パンにチーズをのせてワインと一緒に食べました。我慢出来ずにバゲットも少し食べました。明日の朝、デニッシュ食パンを食べるのがとっても楽しみです。
あかり亭さんのパン工房は朝の6時からフル稼働に入ります。注文がまとまれば配達もして下さるとか。是非、一度皆さんも足を運んで見てください。住宅地の一角がまるでお洒落なパリの雰囲気。バゲットの包みを小脇に抱えて、口笛の一つも出てきそうな、そんな雰囲気に浸れること請け合いです。
パン工房 あかり亭:大分市緑ケ丘5-7-3電話097-541-7777


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