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2000年4月8日、フイリップ島のペンギンパレード、by Mie
午前中は、city circleに乗ってフリンダース駅まで行き、そこから歩いてサウスメルボルンのロイヤル・ボタニカルガーデンに行きました。

広い広い公園ではるか向こうにビルが見えます。
いろいろな大きな樹木が見事に植えられています。そしてたくさんの人が散策に訪れています。
   
左は日本では最近は珍しくなったダリアの色々な種類が植えてあり満開の花がきれいでした。右はハーブ・ガーデン入り口に植えられたセージです。さわやかな香りをあたり一面に漂わせています。
つつじも、さざんかも咲いていました。たんぽぽも咲いています。

これはあじさいがです。こうして見て回っていると、一体季節はいつなのか分からなくなってしまいます。
このロイヤル・ボタニカルガーデンのインフォーメーションセンターの入り口です。あまりにも広いガーデンはほんの少しの所を歩いただけでした。

ここにはもう使われなくなった天文台が記念館として今も建っていました。
その向こうにあるピラミッドのような建物は戦没者の慰霊のための建物です。第一次大戦やベトナム戦争などの文字が刻まれていました。
  
昨夜遅く、夫のEメール友達のポールさんから電話で、フイリップ島へペンギンを見に行きませんか、というお誘い。お言葉に甘えて連れていってもらうことにしました。午後1時、ご家族で迎えに来て下さり、メルボルンの南東122kmにあるフイリップ島までのドライブを楽しみました。途中、景色の良い海岸でみんなで記念写真です。
フィリップ島に渡る橋のたもとで遅い遅いバーベキューランチを頂くことになった。
  
バーベキューの標識のある公園には、コインを入れると電気が入り鉄板を暖めてくれる炉が設置されている。時々それが壊れて使えない所があって、探しているうちにランチのつもりが少し早い夕食になった。まずコインを入れて火をつける、そして鉄板はレモンできれいに拭き上げると教わった。
ドライブへのお誘いは私たちがホテルをずっと空けていたので、昨夜の10時ごろだった。それから奥様のリイさんはいろいろと用意をして下さったそうです。
野菜サラダ、ポテト、キャセロール、ナスのピクルス、デザートのパイまで作って下さっていて大感激。ナスのピクルスがとてもおいしくて作り方を教えてもらいました。
ポールさんがお肉を焼いてサービスをして下さいます。私たちはとてもおいしく頂きました。
ジャガイモを調理してアルミ箔に包み持ってきてあったものを、鉄板の上で温めて食べたのもおいしかったです。
食べきれなかったパンを少しもらって撒いてやると、かもめがたくさん寄ってきて食べていました。日本だとハトが寄ってくるのにと思うとおかしかったです。
   
さあ、大急ぎで片付けです、どうしてこんなに急ぐのかと思っていたら、フイリップ島のペンギンパレードの始まる時間が近づいてきたからです。鉄板の片付けもポールさんの役目、そのための新聞紙やレモン、水も持参で使う前よりきれいに磨き上げます。
今月からサマータイムが終わって冬時間、ペンギンが巣に帰る時間もそれにつれて早くなっているそうで、大急ぎでペンギンの帰ってくる浜に向かいます。
  
フイリップ島に住むペンギンは体長30センチほどのかわいいペンギンです。そして大事に保護されていますので、写真撮影も禁止です。サンクチュアリーの入り口にかわいいペンギンの模型がおいてありましたので、そこで記念撮影をしました。
観光バスも何台も来て大変な人です、海岸に作られた階段に座ってペンギンが海から浜へ上がって来るのを待ちます。
やがて、三々五々という風にペンギンが浜へ上がってきました。ヨチヨチとペンギン歩きがとてもかわいく愛嬌があります。
そして、本当に目の前を、手で触れそうなすぐ前を歩いて茂みに消えていきます。たくさんたくさん並んでまさしくペンギンパレードでした。


そして、また夜の道をポールさん一家は私たちをホテルまで送って下さいました。本当にありがとうございました。