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2000年11月25日:富士見が丘団地の文化祭
今年はいつまでも温かくなかなか冬が来そうにもありません。しかし、11月も下旬を迎え、やっと団地の街路樹のイチョウの木も黄色く色づきました。
そんな秋日和の今日、私の住む住宅地の富士見が丘自治会館で開かれている文化祭を見に行きました。

 
玄関を入ると見事な菊が出迎えてくれました。
また自治会婦人部の皆さんが甘酒をふるまっています。とってもおいしい昔の味がしました。
あけびの蔓で編んだ籠が、即売されています。
俳句の友達と一緒に見て廻りました。
編物の大好きな永岡さんと婦人学級の編物の先生の稲生豊子さん(右)の話が弾みます。
色違いの同じデザインのセーターですが、こんなに雰囲気が違って見えます。私も編物は大好きでよく編んでましたが、また編みたくなりました。
パッチワークの朽網真由美先生が、見事な展示作品の説明を詳しくして下さいました。 これはハワイアンキルトといって、まわりのキルトは海の波を表しているんだそうです。
たくさん並んだかわいいアンテイックドールは川崎恵美子さんの作品です。
最近、友達も始めたという絵手紙の展示もありました。ハガキからはみ出す勢いの絵が気持ちを伝える絵手紙です。
私達の俳句グループ「萌」も短冊にして展示をしました。

右から二つ目は私の俳句です。
    「山茶花の白好ましと夫の言」
会場には散歩を兼ねて見学の方が次々と訪れています。皆さん熱心に作品を見ています。 押し花です。本物の花を押し花にして絵を描くように置いてあります。佐藤ノブさん作

「2000年の雀」という私が一番気に入った作品、中島みち子さん作
富士見が丘自治会長の佐藤延登さんの作品の神楽面。古くから伝わるお神楽を守りたいと足りない神楽面を自分で作り出されたことがきっかけとか。 恐ろしい鬼の面から女人の面、ひょっとこ面まで様々なお面が展示してありました。
こうして文化が継承されていくのだと感銘を受けました。
未生流の生花です。のびやかな線が素適です。
やがて来るクリスマスを思わせるこんな生け花もありました。

私達の住んでいる団地にこんなに色々素適なものを作られる方々がいらっしゃるのだとうれしくなった秋の一日でした。


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