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2000年11月12日:ハイパーフォーラム「インターネットと学び
今日は大分市のコンパルホールで大分県と大分県立芸術文化短期大学主催の第27回ハイパーフォーラムが開かれます。
パネラーとしてパネルディスカッションに参加する私は、12時にコンパルホールの楽屋に行きました。

舞台の袖にテーブルが用意してあるのを見て、何だかドキドキしてきました。

楽屋の一室が準備室になっています。今回のシンポジュームはメーリングリストを作って事前準備がありましたが、初対面の人も多く、早速、名刺交換です。

コーディネーターの大分大学の宇津宮先生、芸短大の凍田先生と7名のパネラーで進行の打ち合わせです。
12時半開場です。次々と入場者が来られています。

座席の一番前ではハイパー研の藤野さんが、パソコンを前にスタンバイです。

今日の様子はインターネットライブ放送されます。舞台の端には、接続のためのパソコンが置かれています。
13時30分、いよいよ始まります。

まず大分県立芸術文化短期大学の鶴元春学長の挨拶です。「開かれた大学を目指して公開講座を開いています。今回はインターネットを活用した学びについてシンポジウムを企画しました」と話されました。
大分県の企画文化部情報企画室長の河野功氏の挨拶です。地域情報化計画の基盤となる豊の国ハイパーネットワーク構想を策定中、国を上げてのインターネット講習もいよいよ始まります。と具体的な数字を挙げてのお話でした。

芸短大の公開シンポジウムらしくオープニングは学生さんの演奏でした。
基調講演「大分県の情報教育の現状と今後」
大分県立芸術文化短期大学教授の凍田和美先生です。

インターネットの歴史を知ることが出来ました。
1960年アメリカでARPANET設立,
1980年代に研究用のNSFNET
日本では1984年にJUNETが東大、東工大、慶大に。
1985年大分コアラが出来る。
基調講演「豊の国ハイパーネットワーク構想」
大分大学の教授であり、ハイパーネットワーク社会研究所特別研究員でもある宇津宮孝一先生です。

豊の国ハイパーネットワークはだれでも、いつでも、どこからでも、参加することの出来る新しい学びをもたらしてくれだろう、とお話して下さいました。
いよいよ、パネルディスカッションが始まります。私も舞台に上がりました。パネリストの皆さんです。

左から大分県立図書館館長の西来路さん、大分県教育庁情報教育担当の渡邊さん、大分県立生涯教育センターの石井さん。
左はコーディネーターの宇津宮先生、そしてパネリストの中津市立小楠小学校の林さん、佐伯市立彦陽中学校の坂本さん、大分県立芸術文化短期大学の原さんです。
自己紹介のあと、インターネットと学びということで夫々が活動の様子を話します。

これは、芸短大の原さんが話された時にスクリーンに映し出されていた映像です。インターネットを使った遠隔授業の仕組みが図示されています。
私は、我が家がインターネットで世界に友達が出来、交流を楽しんでいる様子、また私達なりに、インターネットで何か出来ることはないか、と夫がシニアネット大分でパソコンを教えあっていること、私もボランテイアで団体のホームぺ-ジを作っていることなどお話しました。

私の原稿集
「インターネットを横糸に、そこに居る人を縦糸にして地域から発信をしていきたい」と宇津宮先生が締めくくって下さって無事にパネルも終りました。

夜は、おつかれさん会にたくさんの関係者が集まりました。
ここでまたお話が盛り上がり楽しい時間を過すことが出来ました。
「また2年後くらいに集まれるとうれしいですね」といわれる宇津宮先生の言葉に私は豊の国ハイパーネットワークがいよいよ実現するんだ、2年後はどんな風にに変っているだろうか、という期待で一杯になりました。

撮影協力:(株)コアラ・小野美香さん


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